ありがとうございます! 不動の人気 ついに 7刷!
保健室コーチングに学ぶ!養護教諭の「現場力」「癒しの場」を「教育の場」にチェンジする35の事例
(こちらは、著者名 桑原規歌での出版です)
先生だけが僕のことを分かってくれる―と言われたら黄信号
様々な悩みをもって来室する子ども達の問題や課題を学びのチャンスに変える原理原則を伝授。保健室コーチングの手法で、子ども達にしてあげる「奉仕的スタンス」ではなく、子どもの力を引き出す「伴走型スタンス」による事例を紹介。教師・保護者との連携スキルも収録。
Amazonレビュー (平均評価 ★5つ)
この本は、2015年が初版ですが今も増版されていると聞きました。
養護教諭に限らず、学級を担任している教諭にも読まれているそうです。
私は保健師ですが、保健室コーチングを受講するかどうか迷った時に手にしました。
8ページの噴き出し部分を読んで、なんて嫌な本なんだと感じました。
「あなたは、養護教諭という職を通じて、何をしたいのですか?」
養護教諭に期待される役割ではなく、「あなた」一人称で語りかけてきました。あなたはそこで何をしたいのですか?
このメッセージはずっと心の奥底に刺さりました。誰かの言葉を持って来て、私はこうなりたいというのは簡単です。
今の時代にはこれが正しいだろうとか、あの偉い人も言っていたとか。意識的ではなくても答えられます。が、この本は「あなたは」と聞いてきます。「本当に?」と。実は空っぽだということに気づきたくないのに。お蔭で目が覚めました。それはつい最近ですけど。良本はその人の気づきを促す。
そんな力を持った本です。悩みを持った相手に共感して一緒に泣くだけなら近所の世話好きな人と一緒。プロに求められるスキルとは?そして、半分以上が現場での対応事例。星が4つなのは、保健行政と学校との場の違いの部分での役立ち度です。
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