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問題の本質からの授業は子どもたちの気付きが大きい

7月にお邪魔した北海道の公立中学校の生徒向け講演の感想を「受講感想」のページにアップしました。

 

各学年のテーマは、次の通りです。

 

1年生「自分バージョンアップ大作戦~ことばを変えると脳が変わる~」

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2年生「伝わることば・伝わる心~あなたの価値はあなたが決める~」

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3年生「未来に続く道を創ろう~脳の科学を知れば、未来は輝く~」

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「コミュニケーションの問題」「人間関係の問題」「夜遅く前までラインやゲームで寝不足」などなど、表面的に見えてくる課題はたくさんあると思います。

 

コミュニケーションに問題があるから、

「こういう言い方をしたらいいよ」とか「もっと相手を理解しましょう」とか、という授業もそれはそれで大切なのでしょうが・・・

 

 

夜遅くまでゲームやラインをしているから

「早寝早起きの大切さ」を語るとか「ゲームは脳に影響がある」とか、という授業もそれはそれで大切なのでしょうが・・・

 

それは、対処療法という感じがしてならないのです。

 

それより、もっと本質的な問題をちゃんと理解して

しっかりと彼らの日常を科学的に解き明かして

「そうだったんだ」とパラダイムシフトを起こす働きかけをする必要があると思っています。

 

そのためには、指導する大人がしっかりと学ぶ必要があります。

目の前に表面的に現れているのは、「問題」ではなく「現象」です。

その現象を起こしている問題の本質は何なのか

 

そこを理解しなければ、

ネットや指導案集から引っ張ってきたどんなすばらしい「やり方」や

「そんなことやってるとこうなるよ」なんていう恐怖をあおる指導では

子どもたちの心は動かないということです。

 

指導する側が、そこをしっかりと学び、本当に大切なことを理解しなければ

「こんな授業をやりました」という指導者側の自己満足で終わってしまいます。

 

宿題やらなきゃと思いながらも、目の前のゲームやラインをやってしまう現象を引き起こす「本質的な原因」は何なのか?

 

人間関係のトラブルという現象を引き起こす「本質的な原因」は何なのか?

 

それを、どこまで理解できているか?

それを見る視点をどれだけ持っているか?

 

「夜遅くまで起きているなら、それをやめるように言えばいい。どんな指導案があるかな」なんて、考えている視点そのものがずれていることに

どれだけの人が気付いているのか?

 

ということです。

 

今回の3つの学年の授業においても

「相手の気持ちを考えてことばを使おう」とか

「早寝早起きをして、ちゃんと勉強しましょう」なんて

私は、ひとことも言いません。

 

そんなこと、中学生はわかっているのです。

 

感想を読んでいただければわかると思うのですが、

そんな直接的メッセージを言わなくても

中学生はちゃんと考えるのです。

 

まずは、大人自身が、過去にうまくいっていた考え方を手放すこと。

 

ちゃんと学んでください。

 

ほんとうにたいせつなことを。

 

やり方ではなく本質を!

 

 

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