ハートマッスルレジリエンスコーチ養成コース 第3講の感想 その5です。
第3講感想 その1 http://heart-muscle.com/omeme/20170131/
第3講感想 その2 http://heart-muscle.com/omeme/20170201/
第3講感想 その3 http://heart-muscle.com/omeme/201702020/
第3講感想 その4 http://heart-muscle.com/omeme/20170206/
私は3講の宿題がなかなか進まず、困ってました。
指導案が思うようにかけませんでした。
自分が今までに経験してきた指導案検討というのは、大切にしたいことも、目指したいものも、よくわからなくなる検討会です。
自分の思いが切られて減っていくイメージ、「指導案検討=自分が傷つく」というx=yに苦しみました。
やるからにはうまくやりたい自分や、他人からよく見られたい自分を感じながら、
うまくかけない自分、気持ちが折れそうになる自分、逃げだしたい自分を感じながら、指導案を作っていました。
とにかくやりきる。
うまくできることが大切ではなくて、自分で苦しんで考えて作った経験が大切と腹に決めることができたのは、3講の前日でした。
当日の朝8:00になんとか完成した指導案を見たときには、こんな指導案でいいのかな?と不安な気持ちもありましたが、
これを元に学ぶことが大切!!と自分に言い聞かせて、3講の会場に向かいました。
3講での指導案検討は、今まで自分が学校現場で体験してきたものとは全く違ってました。
1時間の授業で目指す状態にする。
そのための手立てを考える。
自分の今までの授業を振り返ると、「目指す状態」というのがとても曖昧だったことがわかりました。
「この1時間で」という思いが強くなかった、あまり意識していなかったことに気づきました。
目指す状態よりも、手法に囚われて、どんな方法が試せるか、どんな方法が目新しいか、
他の人がやったことのないパフォーマンスになるか、など、上っ面なことに焦点があったことがわかりました。
1時間の授業を2分で説明することも、
本当に大切なことがわかっていなければ、自分の目指す状態がわかってなければ、うまく説明できません。
自分の迷いがあるところは、うまく説明できませんでした。
何が大切かを同じように学んだ仲間と、うまく説明ができない部分、わかりにくい部分について話し合う、考えを伝え合う体験は、
本当に貴重な体験でした。
お互いにとても深い所でつながりながら、本当に大切なものを目指していく作業でした。今、思い出しても体がじわーっとしてきます。
レジリエンスに関わる言葉をしなやかに生きる人とかたくなな生き方をする人でまとめていく作業では、
3人のまとめたものをじっくりじっくり見て、まずは共通点を探すことから、始まりました。
一緒のグループの2人がK感覚だったので、私もこの作業は自分の中のK感覚を使いました。
日頃なら、見落としてしまう言葉の意味深さや、その言葉を選んだ気持ち、しっくりとくる感じなどを味わいながらの作業は本当に楽しかったです。
私は普段はV感覚を使いますが、K感覚やA感覚がないわけではないので、自分で決めたら、その感覚が使えることがよくわかりました。
これも選べるってすごいなと思ってます。
いろいろ勉強しても、まだまだ忘れてしまったり、人と自分を比べる小さな自分を感じたりしながら毎日を過ごしていますか、
そんな小さな自分がいてもいいことを心に留めて、これからもがんばっていきたいと思ってます。
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