保健室の来室者の傾向を分析し、こうした課題が浮かび上ることがありますよね。
そして、その対策のために、様々な取り組みをします。
保健だよりやポスター作り・・・・などなど。
けがをする原因は、子どもたちが落ち着かないかな? とか、どうしても子どもたち側にその原因を見つけようとしてしまいます。
もちろん、管理面での遊具の点検とか校内の環境点検整備、安全点検は当然、行われなければなりません。
しかし、教師側のちょっした「対応」「あり方」がかわるだけで、
来室者やスポーツ振興センターの報告数、宿泊学習における病人やけが人が減ったという報告をあちらこちらから頂いております。
以前の記事でも そのことを書きました。
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保健室コーチングで学んだ概念を活用した指導で、校内のけがも激減。
保健室コーチングを受講された方から、こうした報告が続々と届く中、
先日、静岡県の小学校養護教諭の先生から、保健室コーチング受講後からの来室者の推移データを
いただきました。
勤務6年間の子どもたちの来室者の推移を統計でみてみたら、凄いことがわかりました!と。
保健室コーチングを受講してから、自分の対応が変わり、カードも使うようになって、なんと年間の来室者数が半減しました!
ということです。
以下は、この養護教諭の先生からいただいたデータです(掲載許可をいただきました)
平成23年度(保健室コーチング受講前) 1177名
平成24年(教育現場のNLP活用講座受講) 1095名
平成25年(保健室コーチング3日間集中講座受講) 950名
平成26年(アプローチグッズ説明会受講) 753名
平成27年(保健室コーチング特別研修2日間受講) 653名
平成28年(受講なし 学んだことを生かし、現場実践を継続) 646名
以下は、養護教諭の先生からのデータに関するコメントです。
着任当初から比較して、来室者が減ってきているなと感じてはいたのですが、このようにデータとして目にすると驚きです。
6年前に小規模学校から大規模学校に転任となり、学校体制になれなかった着任当初から、
保健室コーチングとの出会いによる学びの変遷の中で、自分自身のあり方が数字となって現れたのだと思います。
桑原先生が、ずーっとおっしゃっていた、“自分の無意識の想いが、人間関係や人へのかかわり、支援に影響を与える”ということを、実感しました。
保健室に来た子に対して、
「自分がなんとかしてあげよう」から「この子がもっている力をひきだす」の
スタンスに移行したことで、力をぬいて、気負わないで関われるようになってきました。
けがの来室も減少しているのですが、これも、かかわり方が影響していると思います。
23、24年度の来室が多い時期は、「どうしてこれくらいのけがで来るの!」という気持ちが先にたち、
順番をまつ子どもをさばいていく感じでした。
保健室コーチング受講後は、けがをしたという状況(問題)を
その子にとってのチャンス(学び)に変えるための言葉かけを変えました。
「痛かったね。でも、大丈夫。自分の体が直してくれる力を○○さんは持っているからね」という伝え方や、
小さなけがであっても、手当てのやり方を説明しながら対応しました。
泣いていた子が笑顔になって帰室していく…。これが養護教諭の醍醐味の一つですね。
そのかかわりの継続が来室者減少につながったと思っています。
桑原先生、そして保健室コーチングとの出会いに 感謝、感謝です。
(コメント以上)
保健室コーチングを学ぶことで、何が変わるのか?
単に悩みに対応するという以上の教育的成果が現れるのは、
なぜなのか?
ぜひ、その答えは、あなた自身で体験してくださいね。
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