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成長しない人は、電子レンジ思考。成長する人は、完成品の成り立ちや仕組みを探求する。

 

完成したものをほしがる人、けっこういます。

 

 

成長しない人の典型です。

 

 

自分の脳の中が、人から得た情報でいっぱいで、何一つ本当に自分のものとして使えない。

 

 

何かを書いても、ほとんどが、他人のことば。

 

 

だから、人の心に響かない。

 

 

自分が人から聞いていいなと思っても、

 

 

ちゃんとそれを、自分なりにかみ砕いて、自分なりの体験して、消化し、

 

 

自分の内側から出ることばに再構築しないと

 

 

人の心には響かない。

 

 

私は、完成品ばかりほしがる人の思考を

 

 

「電子レンジ思考」

 

 

と呼んでいます。

 

 

逆に、成長する人は、

 

 

この完成品、どうしてこんなに機能するんだろうと

その成り立ちや仕組みを考える。

 

 

どうしても知りたくなったら、自己投資して、そこの本質を学ぼうとするから

 

 

いったんは「電子レンジでチンすれば使える完成品」を使ってみるのですが、

 

 

その成り立ち、仕組み、そこに流れる作った人の「あり方」を理解しようとするので、

 

 

自分なりにそれを咀嚼し、

 

 

自分の体験をはさんだ新たな試作品からオリジナルな完成品を創ることができます。

 

 

私は、料理があまり得意ではなく、同じパターンになってしまい、

 

 

それこそ、「チン!」の電子レンジ食品を使うこともあります。

 

 

「お。これおいしいやん」って思っても、それで終わり。

 

 

だから、全然、応用も効かないし、上手になりません。

 

 

どんな食材が、どんな手順で、どんな理由で使われて、

 

 

どのような調味料が使われて、どうして、豚肉じゃなく牛肉なんだろうとか・・・・

 

 

いろいろ考える人は

 

 

きっと、そのことに関して、ネットで調べたり、

 

 

そして、もっと深く知りたい、もっとおいしく作りたいという思いに駆られた時は

 

 

お料理教室まで行っちゃうのかもしれません。

 

 

だからね。

 

 

あなたの仕事に対する在り方も同じなのです。

 

 

ある人が学んだことを、その人なりに探求して、実践して、検証して

 

 

ある一定の成果を出す完成品になるのを、待っているだけだとしたら、

 

 

あなたは、ずっとそのままです。

 

 

見栄えのよい仕事はできるでしょう。

 

 

「これちょっと新しいのよ」と、目新しいことをやっている自分を

 

 

認めてもらえるかもしれません。

 

 

ただ、あなたが思った以上の評価はありません。

 

 

単なる一発の打ち上げ花火にしか見えません

 

 

教師であれば、なによりも、そんな電子レンジでチンしたような授業や実践や掲示物を

 

 

どんなに子どもたちに提供したって、子どもたちの心に届きません。

 

 

子どもたちは、逆に見抜いているでしょう。

 

 

あなたの、その、浅はかな考えを。浅はかな在り方を。

 

 

子どものためと言いながら、自分が認めてほしいだけ。

 

 

もう、そんなことしている場合ではないくらい、

 

 

子どもたちはたくさんの悲鳴を上げているのに。

 

 

 

自分の頭で、思考し、試行し、実践し、痛い思いも全部受け止めて

 

 

本当に大切なことは何かをじっくりと探求してきた人とは

 

 

影響力も心への共鳴も大きく違ってきます。

 

 

 

文部科学省は

 

「アクティブラーニングで子どもたちに育てたい能力・資質」として、

 

「主体性、協働する力、創造性、自己決定力、問題解決力、自己成長力」をあげています。

 

 

 

電子レンジ思考を持った教師が、果たして、この力を育てることができるのでしょうか?

 

 

「その指導案ください」 「その資料コピーさせて」 「やり方だけ教えてください」

 

「こういう生徒がいるんですけど、どうしたらいいですか」

 

 

自分で思考することなく、常に誰かが使った情報をかき集め、

 

 

結局、何も自分のものとして使えない。

 

 

目新しいものであれば、なんかいい実践したように周りに思ってもらえるかもしれませんが。

 

ねぇ、でも、それって本当に子どものため?子どもの何を育てたくてやってるの?

 

どれくらい本気なの?

 

 

今の教育現場、家庭教育も

 

 

そんなことをしている場合ではないんです。

 

 

まずは、教師自身(親も含めて)が

 

 

「主体的に学ぶ」「やり方ではなくあり方の大切さを知る」

 

 

「物事の本質を理解するために地道にコツコツやる」

 

 

「必要な自己投資をする」という

 

 

意識変革が必要です。

 

以下は桑原が弊社の受講生に伝えている内容です。(無断引用禁止。引用する場合は許可を取り、引用先を明記してください。ブログそのもののシェアは大丈夫です。)

 

 

おとなに生きる力があれば、子どもにも生きる力を引き出すことができるし

おとなのレジリエンス(しなやかに生きる力、心の回復力)が高ければ、子どものレジリエンスを高めることができます。

おとなの自己受容が高まれば、きれいごとなど言わなくても、子どもたちは自分の中に価値を見つけます。

おとなが今を生きれば、子どもたちは、「生きる意味」を見出します。

おとなが、目の前の課題から逃げることなく、その課題に取り組み、そこに意味を見出せば

子どもたちは「いろいろあるけど、人生は生きる価値がある」と体感することができます。

あなたが悪いから変えなさいということではなく

ほんのちょっとの意識のシフトをするだけなのです。

「教師が変われば(親が変われば) 子どもが変わる」とは、自分を改めよ!

ということではなく、意識のシフトをすることです。

 

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