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瀬戸市の小学校でピアコーチング事業「友だちコーチング」の授業

11月17日 愛知県瀬戸市のT小学校で、5,6年生児童に向けて、「友だちコーチング」の授業をしてきました。

 

 

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ピアカウンセリング、ピアサポートは、これまでも学校で取り上げられてきました。

しかし、

私が伝えていこうと考えているのは、ピアコーチングの概念です。

 

現在開催中の ハートマッスルレジリエンスコーチ養成コースでも

今後、この実践をしていくための力量を養成します。

 

今回は、長年温めてきたこの事業の大きな第1歩として、瀬戸市T小学校に「モニター」の依頼をしました。

 

どうして、T小学校なのか?

 

(1)この小学校には、過去3年間、高学年児童向けの「心の授業」をしてきたという下地ができていたこと

 

(2)T小学校の養護教諭の先生が、保健室コーチングアドバンスコース修了生で、かつ、現在、ハートマッスルレジリエンスコーチ養成コース受講中であること

 

の2点です。

 

1つの授業で子どもが変わるわけではありません。

 

事前指導や授業後のフォロー、継続的な計画などを行うために、脳科学理論とコーチング理論をしっかりと身に着けている必要があります。

(指導案だけほしい、やり方だけ教えてという安直な方が時折いらっしゃって本当に残念です。自己投資できない人は、何をやっても中途半端でそれが子どもに伝わっていることすら気づかないのですね

 

子どもたちにコーチング(保健室コーチング)の考え方を伝えることによって次の力が身に付きます。

 

①コミュニケーション能力の向上
②自分の願いを明確に持ち、目標を達成していく力を持つことができる。
③悩んでいる友だちが解決に向けて行動するための関わり方が身につく。
④体験を学びに変える思考が身に付き、しなやかな生き方が身につく。
⑤ストレスに対し、柔軟に受け止め対応できる力(思考法、行動力)が身につく。
⑥自分の価値を感じることができる
⑦能力発揮のための脳とことばの使い方が身につく。

 

今、「レジリエンス(心しなやかさ、心の回復力)」という概念が、学校でも言われるようになり
すでに、実践されている学校も見かけられるようになりました。

 

保健室コーチングは、レジリエンスを高めるアプローチ方法として、今、注目されていますが

 

このアプローチ法を、子どもたち自身が学ぶことで、
お互いの生きる力を引き出す関係性を作っていけると確信しています。
今年度は、11月と2月の2回に分けて、授業をするという形でお願いをしてあります。

 

第1回目は、「友だちが困っているときどうする?」ということをメインに授業をしました。
子どもたちは、「声をかけてあげる」「大丈夫だよと励ます」「話してみて」
「一緒にどうしたらいいのかを考えてあげる」など、優しい気持ちを発表してくれました。

 

子どもたちのやさしさを受け止めたうえで、自分の体験を話しました。(悩み相談をしているうちに別の問題を作り出してしまった事例)

 

そのあと、おおまかに

・友だちが困ったときは、どのように話をきけばいいのか
・目標設定(どんな状態を望んでいるのか)を決める際に気を付ける点
・友だちが、その目標に向かって動き出すために、具体的にどのように声をかけるか

 

という内容を、養護教諭の先生との即興劇やパワーポイントで説明しました。

 

3年間の積み重ねや養護教諭の先生が保健指導などを通して、地道に保健室コーチングの概念を伝えてくださったおかげで

子どもたちも楽しそうに学んでくれました。
授業の後は、先生方と参観にこられた地区の養護教諭の方々も交えての研究協議でした。

 

一緒に授業をしていただいたT小学校の養護教諭の方から、この数年間取り組んでいる実践についてお話がありました。

 

特に、家庭的な問題でなかなか学校へ時間通りに投稿できない子どもに、

保健室コーチングで学んだ手法でかかわったところ、徐々に通学ハンデ投稿できるようになった事例などもご紹介いただきました。

 

その後、参観された地区の養護教諭の先生方から

 

「授業の中での相談のしかたを聞いて、自分の話の聞き方をもう一度振り返ってみたいと感じました」

「子どもの今の現状や終わったことを何度も聞いていた対応を反省しました」

「相談をうけていて別の問題を起こす、という事例は自分の中学校でも起きている。全く目標を持てない生徒もいるが、どうかかわっていけばいいのか悩んでいる」

 

などの感想を頂きました。

養護教諭の先生には、ぜひ、保健室コーチングを受講してほしいなあと思うのですが(笑)

また、T小学校の別の先生方からは

「忘れ物が多い児童に親に必ず連絡帳とプリントを見せるように言っているがそれができない。どうしたらいいか」

「親にいろいろお願いするが、なかなかこちらの言い分を受け容れてもらえない。どのようにつたえればよいか」

などなど、たくさんのご質問を頂きました。

 

また、

 

「子どもたちが目標設定について、≪タイよりマス!!≫と発言していた。3年間の積み重ねを感じました。」
などの感想もいただきました。

1つ1つについて、脳科学、コーチングの視点から、回答させていただきました。
第2回目の授業を、2月に行います。

それまでの間、T小学校の先生方が、どんな取り組みをしてくださるか楽しみです。

 

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