今日のテーマは
『受け容れるとは●●の大きさのこと』です。
2013年の夏。
あちこちで講座や講演をしているうちに
体がガタガタになり
夏だというのに体が冷え切ってしまうことがありました。
「この状態、やばい!」という感覚になり
地方での講演の帰りに、ルート変更して
赤坂の師匠のところに飛び込みました。
たくさんの人と関わることで
いろいろな影響をまともに受けいていた時期でした。
人の想いというのは
見えない波となって影響を出します。
相手から発せられるものも見えないのですが、
その見えないものに反応する
そして、自分の中のものも見えません。
当時はまだまだ、自分の器の容量もとても小さく
あらゆるものに対し反応が起きていました。
この人、腹立つわとか、いやだなとか
そういう「心理」的な部分ではなく
全く無自覚に起きるもっと深いものという感じです。
(ここは心理学ではなく波動理論のお話ね)
で、どうすれば影響をうけなくなるのか?
細かいことを言えば、色々理屈はあるのですが
一言でいえば
「受け容れる」ということに尽きます。
ただ、受け容れるという言葉があまりにも抽象的で、
心理学ではきれいごととして伝えられることも
多いのです。
では、受け容れるとは
どういうことでしょうか。
桑原が師匠から学んだことを簡潔にお伝えします。
■受け容れてほしい人の解釈に合わせるな
受け容れてほしい」と思っている人は、
相手の表面な態度で
受け容れられいるかどうかを判断します。
「受け容れてもらっている」=「優しく接してもらえる」
という解釈をしている人が圧倒的に多いのです。
しかし、これは、その人が相手に求めていることであって
それをしてあげることが
本当の「受け容れる」ではないということです。
■本当に受け容れていると余計なことをしない
受け容れてかかわるとは、
相手が受け容れてもらっていると感じることを
してあげることではなく
相手が「すべきこと」にまで
自分がかかわらないということでもあります。
「してほしい」⇔してあげる の関係が必ずしも
良いこととは限りません。
相手に「私を受け容れているなら優しくしてよ」
と求められても、
それが、本当に相手のためにならないと思えば
それをする必要はないと判断できることです。
■相手が求めるこうしてほしいに対してどうするか
「受け容れて!」が強い人は、
「自分がこれをしたら、こう反応してほしい、やってほしい」
という自分本位の願いがあります。
それを全部拒否しなさいということではありません。
「反応」でやるのではなく
「意志をもって対応」するということです。
反応には「私が」という主語はなく
対応には「私はこうする」という意志があります。
相手を本当に受け容れていれば
相手の意に沿うことをするのか、
あえてしないのかは、自分自身が決めること
相手の可能性を信頼し、
相手の存在そのものを受け容れているからこそ、
それができます。
そうすると
相手の一挙一動に影響されなくなります。
だから、波動脳科学では「受け入れる」ではなく
「受け容れる」 と表現します。
相手との関係性ではなく、
受け容れるとは自分の器の問題だと捉えているからです。
受け容れるとは、好きになることでもないのです。
ただただ、自分の容量を大きくする
という事なんです。
だから、受け容れてほしいだけの人は
外に求めるだけで、いつまでたっても、自分の容量は大きくならないのです。
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年10月21日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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