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桑原朱美公式ブログ

すぐに活用できる「対立した時のコミュニケーション」

 

 

株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原規歌です。

今日のテーマは
「すぐに活用できる「対立した時のコミュニケーション」」 です。

意見が対立した時、どうしていますか?

保護者と先生
担任と養護教諭
妻と夫
複数配置の養護教諭同志

日常の中にはいろいろな対立があります。

どうやったら相手を説き伏せることができるかなんて
考えてしまいませんか?

今日は、保健室コーチングや
若手育成コーチングなどでお伝えしている
対立解消についての考え方をお伝えします。

わかりやすいように
一人の子どもに対して

相手と意見が違う場合

を例にして考えてみましょう

一人の子どもに対して
かかわるとき

お互いがお互いの意見を
言いあっていると
だんだんエキサイトしてきますね。

子どものことを話し合っていたはずが
いつのまにか

「私の言い分を受け容れろ」
に変わってしまったり

「あなたという人は!」
と人格否定にまで発展したり

「相手を言い負かす」に
変わってしまったり。

そうなってしまうと
いつまでも、もやもや感や

 

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怒りや絶望感が残ってしまいます。

で、どうするか?

まずは、
「私VS相手」という構図を変えること

これは、単にお互いの座る位置を
対面から45度にしようというような

ことを言っているわけではありません。

45度の角度になったとしても
「私VS相手」という心の構図が変わらなければ
意味がありません。

ここでさらに大きなポイント

———————————

お互いを見るのではなく
ホワイトボードを見る

そのホワイトボードに
抽象度を上げた
解決像を見る
——————————-

ということです。

まだ、イメージがわかない方もあるかも。
もう少し具体的な例を出して
お話ししましょう。

ある生徒に対して
養護教諭と担任の意見が対立しています。

養護教諭は
担任に丸投げされていると感じ

担任は
養護教諭の対応に納得がいきません。

お互いの意見が違うのは
「役割」が違うから。

この二者が対立する場面に
ホワイトボードを設置します。

ホワイトボードを右側に配置して
このホワイトボードを見る
(すると勝手に45度角度になりますね)

このホワイトボードに
描くのは
抽象度を少し上げた「解決像」

——————————-

1年後、あるいは卒業時に

どうなってほしいのか

——————————

抽象度を上げて考えてみると
実はそこは共通していた願いがあった!
ということはよくあります。

その子がハッピーな気もちで
毎日を過ごすようになっている
という抽象的なイメージでよいと思います。

その上で
その解決像を達成するために

お互いの立場で
何ができるのかを考えるということです。

ホワイトボードは
あってもなくてもかまいません。

一緒に未来を見ることができるなら
大きな紙1枚でもよいと思います。

そこに、解決像を描き
そこから逆算して

お互いの立場でできることを
考えるということが大切なのです。

未来の解決像を明確にして
そこからの行動計画を考える
というコーチングの考え方そのものを
対立解消に活用する

ということです。

担任は集団の中で
学習活動や集団活動を通して
子どもを育てる立場

養護教諭は
心身の健康の増進のために
個別で対応したり
集団指導をする立場

具体的な立場や役割という視点で
対立していると
押し問答になってしまいます

あなたのやり方が悪いのよ!
という視点での話し合いは
感情論になりやすいのです。

「解決像」を共有することで
そこからそれぞれの立場が
どうすればよいのかを考えると

短時間で前に進むための
方法が見つかります。

これは、様々な対立の構図で
応用できますのでやってみて下さいね。

それでは、今日も素敵な1日を!

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