【メルマガ<可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方>2019年3月8日の記事転載】
メルマガでも、時々お話ししている
『生きづらさ=他人軸』
日常の中で見られる「他人軸」の一つが
他人が自分のことを、
「どう見ているか。どう思っているか。」
そのことを
コミュニケーションの目的(人生の目的?)にしてしまうと
人とのかかわりが苦しくなりますね。
びくびくして生きるか、自分を大きく見せるために鎧を着て生きるか
相手の評価が受け容れられず、上から強い態度に出るか。
どれも、苦しいですよね。
自分がない状態・・・
人生のハンドルを放り投げている状態・・・
これは「虚」で生きている状態です。
人がプラスに見てくれたらうれしいけど
そうでなければ、どん底感情!
自分の人生が、周りの評価次第なんて悲しすぎます。
人が持っている価値観は、それぞれなので当然、評価もそれぞれ。
それに合わせて、一喜一憂するのは悲しすぎないかなぁと
桑原は考えます。
あなたは、どう考えますか?
では
「どう見られているかって気になってしまう」
を変えるためには?
実はすごくシンプル!
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何のために
そのコミュニケーションをするのか
を明確にして
その目的をもって
「私が見る」という能動態に変える
ずいぶん前の話ですが
ある友人に
「私が見る」というスタンスに
変えていくという話をしたことがありました。
その人は、こういいました。
「見てるよ!ちゃんと!相手をちゃんと見てる」
では、どんな目的で?
どんなに相手を見ても
「自分が受け容れられているかどうか」
「相手がどう自分を評価しているか」
を目的として見ているとしたら
それは、
「見られている」ことに変わりはありません。
相手の表情や相手のことばや態度から
それを読み取ろうする「見る」
であれば
「見られている」と同じこと。
そもそも
なぜそのコミュニケーション(人との交流、交渉、話し合い、講座)
をするのか?
という本来の目的に立ち戻れば
一時的な相手の表情や態度にとらわれることなく
自分の大切な人生の時間を
「自分を主体として」使うことができます。
桑原もこの仕事を始めたころは
「今日の話、受け容れてもらえるかな」
「よかったよ、と言ってもらえるかな」
なんてことばかり考えていました。
信頼する方からご依頼いただいた講演では
「相手の顔をつぶすわけにはいかない」
などと、そんなことばかり考えていました。
今は
「相手の方に一番必要な形で自分の話が届く。」
と決めて話をしています。
自分がすべきことを、その場をしっかりと受け止めたうえで
自分から受け容れてかかわる!というスタンスにすると
相手の表情に振り回されません。
一時的に相手に嫌われても、気になりません。
聴衆が
1000人いようが
2000人いようが
自分が「こうする」と決めていれば
動じることはありません。
1対N(多数)のコミュニケーションも
講演も
その基本は、1対1のコミュニケーション。
今、この瞬間
自分は
「自らを主体としているかどうか」
チェックしてみると、自分のパターンに気づくことができます。
気づくだけでよいです。
それが大きな一歩です。
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