今日は、一宮市B中学校の立志式でした。
桑原は、この立志式で生徒向けの講演をさせていただきました。
保護者の方もたくさんきていらっしゃいました。
自己を高めるとは、何かできるようになるとか、そういうことではなく、
脳とことばの関係を知って、自分らしく生きていくという意味で このタイトルにしました。
内容は、ことばの使い方を変えると脳の動きが変わるんだよ。
現実の能力発揮も人間関係も、自分自身が作るんだよ。
ということと
自己肯定感って、自分を好きになることじゃないんだよっていうこととか・・・
実は今日のブログは、そんなことを話したいのではなく
この学校から感じる「温かさ」です。
このB中学校、校長先生、教頭先生をはじめとして
事前に2年生の学年の先生が、打ち合わせのために犬山まで来てくださったことにも驚きました。
何と意欲的な方々だろうと。
打ち合わせでも、先生方の熱い思いをたくさん聞かせていただきました。
そして、この学校の先生方が、本当に生徒さんを心から愛して、かかわっていらっしゃることを
体感した半日でした。
私は、講演の後も、立志式に最後まで参加させていただき、生徒さんの先生方へのサプライズや
生徒さんの心に響く合唱も聴かせていただきました。
立志式の最初の校長先生のお話が素敵でした。
これから最高学年になっていく2年生への心からのエールと未来ビジョンを見せることば。
カタチだけのあいさつではなく、
校長先生と生徒さんたちの普段の関係性を感じさせるものがありました。
私の講演中も、生徒さんに対して、聴く態度について、先生方は、誰一人注意をしません。
生徒さんがきちんとしているから、ではありません。
生徒さんたち、自然体なんですよ。
信頼されて育ってきたんだなと感じました。
講演後、校長先生と教頭先生とその話をしたときに
なんかねぇ、すごいなって。
でも、一番すごいのは、やっぱり校長先生。
本当に「生徒が大好き」ってにじみ出てますもん。
「どんなにいいこと言っても、子どもはちゃんと大人の本心を見抜いている」っておっしゃっていました。
ああ、私が保健室コーチングでお伝えしていることと同じことをおっしゃっているなぁと。
一緒にそのあとの合唱や会の進行の時も、いろいろな生徒さんの名前をつぶやきながら
「○○君、あそこまでやれるようになったのか」とか「おお、そんなサプライズを考えてきたのか」とかって。
いや、それだけじゃなくて
若い先生方についても
「あの先生はね、すごい成長をされたんですよ」って、お話ししてくださるのです。
リーダーの在り方って、大切です。
教頭先生が帰りがけに
「最終的には、校長先生の人間性なんです。
校長先生は、本当に生徒が大好きで、校長室にもいないし職員室にもいなくて
授業中は校内を回って、生徒の様子を見て、部活になると部活で生徒の様子を見て
自分の仕事をされるのは、生徒が下校してから。
本当にすごい方です。」
と、おっしゃっていました。
半日の間に、校長先生からは、たくさんの宝石のようなことばを
たくさんいただきました。
私が一番勉強させていただきました。
今日、校長先生や教頭先生、2年生の先生方、生徒さんから学ばせていただたいことを
自分なりにかみしめて、伝えていきたいと思います。
B中学校の皆さん 素敵な半日でした。
ありがとうございました。
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