10月から始まった ハートマッスルレジリエンスコーチ養成コース
第2講を終えました。
このコースには、
山口、奈良、大阪、石川、京都、福井、愛知、千葉、神奈川、岐阜、長野・・・と、まさに全国各地からつわものが集まっています。
このコースでは
ができるコーチを養成します。
第1講では、保健室経営、学級経営を作るためのビジョンの考え方、
自分の願いの源泉を探るワーク、そして、課題解決の考え方、授業づくりの基礎をコーチングと脳科学の要素を取り入れてみっちりとやりました。
自分が教師として目指すものが明確でない人、自分がどこに向かっているのかがわからなければ
何をやってもその場しのぎの自己満足の教育実践となってしまうからです。
第2講、第3講は 保健室コーチング資格コースで学んできた脳の科学、ことばの科学、コーチング理論を
授業コンテンツとして、どのように考え、伝えていくのかということを、
ワーク中心で学びます。
これまで、保健室コーチングベーシック、アドバンスを通して、人間理解と人間の意識変化や行動変化のための
原理原則を学び、主として、個別アプローチや情報発信(保健だより、掲示物)に活用されてこられた方々。
第2講では、これまで学び、現場で活用してきたものを、「授業コンテンツ」として伝えるために
再度、自分のことばに再構築する作業をします。
第2講は、講師である私は何も教えません。
コンテンツを作るための作業とプチプレゼン、シェアを繰り返しながら
「学びの再構築」を、グループごとに行います。
初めのころは、説明文を作ってそれを読むというパターンになっていました。
「そんな魂の入らない棒読みが子どもたちの心に届くと思いますか?その状態では、頭でわかったことを形だけ伝えている人と同じですよ」
の叱咤激励に
受講生さんの意識が変わり始めました。
与えられたテーマについて、説明する時間は45秒。
自分のグループではないグループに、プレゼンに出かけ、45秒でプレゼンをします。
その概念を本当に理解していなければ、45秒にまとめることはできません
本当に必要なコアの部分はなにか?をグループで話し合い、小学生にわかるように説明する。
どうして45秒?
講座で私の説明を何度も聞いている受講生さんは、時間を与えればそれなりの説明ができます。
でも、それは、私の説明どおりに説明できるだけで、自分のことばではないのです。
このことばは、こういう風に説明するものという枠の中でできてしまうのです。
私が
「ここはこのように説明しましょう」と教えることは簡単・・・・ でも!
上手に説明できることが必要なのではなく、その概念を自分の中で消化して、かみ砕く基礎体力をつけることが
今後の応用につながるのです、
私が講座でするような説明ができればよいのではないのです。
自分のものにするために、その概念のコアとなるものを自分のことばにしてく作業を
自分でやらなければ意味がないのです。
様々なテーマを、何度か繰り返すうちに、受講生さんたちは、グループの話し合いの中で
「どう説明するか」という視点から「どうしたら伝わるのか」に変化し
試行錯誤しはじめました。
様々な工夫をお互いのシェアの中で気づき始めました。
「脳みそが沸騰する~!」といいながらも
受講生さんたちのお互いの切磋琢磨が、徐々に素晴らしい気付きにつながり、すとんと落ちるプレゼンに変化していきました。
お互いを信頼しあえるその仲間の素晴らしさに、私はただただ感動しました。
とてつもなく苦しい作業とプレゼントレーニングなのに、笑いが絶えないその雰囲気は
保健室コーチングという一つのつながりの中で気づきあげた彼女たちの信頼関係あってこそ。
年齢も地域も超えて、それぞれにフラットな立場で、お互いを信頼しあっている。
場を崩す人が誰一人いないのです。
改めて保健室コーチングが作り上げるその素晴らしい仲間意識、信頼関係に感動しました。
2講終了後の感想でも
「自分が消化したものしか、自分のことばにならないのだということを痛感しました」
「仲間の素晴らしさを感じました」
ということばが多く聞かれました。
第3講では、ここで作り上げた内容を「授業化」に向けての合宿を行います。
本当にすばらしい方々とともにこのコースを作り上げていけることにただただ感謝です。
第2講のようすを動画でご覧いただけます。
https://youtu.be/ajAij5gA4-c
https://youtu.be/MsY4t95T2lY
https://youtu.be/HZfMOIQbn2w
https://youtu.be/f_4hXLmyqy4
https://youtu.be/whlMNo5F2A0
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