6月から開催してきた 保健室コーチングベーシックコースも最終講を迎えました。
1講は、保健室コーチングの背景理論(脳科学やNLP)と子どもたちが抱える課題との関係性
2講は、質問を中心とした言語アプローチとアプローチグッズの活用法、脳科学傾聴
3講は、状態管理、ニュートラルの科学、体感的アプローチ
1講⇒2講⇒3講と進むにつれて、自分の課題をとおして人間理解を深めていきます。
3講では、言語アプローチではたどり着けなかった深い部分の本当の問題を引っ張り出します。
この課題に、目をそらすことなく、本気で向き合う受講生の方々の姿がありました。
自分の課題を通して体感したものは、そのままその方の影響力、人間力となります。
知識の数とか、資格の数とか、肩書とか、立場とか、そういうものが影響力うや人間力となるのではありません。
本気で自分の弱さや陰に向き合って、受け入れるかどうか。
そういう意味では、今回の東京ベーシックの受講生さんの第3講って
半端なかったのです。
自分が決して見せてこなかった弱さを、さらけ出して、それでもそれを出しても受け容れてくれる仲間がいると確信された方、
無意識に人との比較をして、それに一喜一憂していた自分に気づき、
なんだ、自分は自分でいいじゃん。素の自分を認めたうえで、自分の役目を果たしていけば、
人とのかかわりに影響なんて受けないじゃんって、
心から感じることができた方とか
自分が子どもたちにつないでいた見えないへその緒が、いろんな悪さをしていたんだと気づいて
自分も自立して
子どもたちの自立もOKだよねって感じ取った人とか
もう、終わったことだと思っていたことを、まだこだわっていたことに改めて気づいた人とか
自分の変化を、心から喜んで、受け容れた人とか
自分の苦しみは、妄想だらけだと理解した方とか
みなさん、すごいです。
保健室コーチングの目的は
スキルや資格で自分を肥大化させ
偽りのジブンを作りだすことではなく、
どんな自分も認めて
自分をシンプルにしていくこと
ごまかしではなく、自分に正直になること
この本質を忘れると道を誤る。
多くの方が すでにベテランと言われる年齢の方で
それでも、自らの課題を隠すことなく、真摯に向き合っていらっしゃいました。
すべてのワークが終わってからのシェアも感動的でした
ある受講生さんが
「転勤して、本当に大変な思いをして、保健室コーチングを友人から紹介されました。
言ってみたいと思いながら、時期を逃していた時に
近くで速習コースがありました。
参加してみて、なるほど、と納得することがたくさんありました。
だから、お金を出してでも、交通費や宿泊代を出してでも、
みんな参加するんだと納得して
自分もベーシックコースに参加しました」
とおっしゃって下さいました。
今の現状を何とかしたい!
子どもたちが抱えるたくさんの課題に、よりよく対応したい!
自分は、このままでいいのか?
そんな本気の方々が集まってくださるからこそ
保健室コーチングの資格コースの学びの場は
学びあう人たちの学び合い、気づき、お互いの信頼関係、絆を深めます。
そして、多くの受講生さんがおっしゃっていた
「全国に仲間がいることのすばらしさ」
保健室コーチング立ち上げから9年。
全国にたくさんの保健室コーチング受講生がネットワークを作っています。
アシスタントに参加してくださったトレーナーアソシエイトのみなさん
アドバンスコーチのみなさん
本当にありがとうございました。
このネットワークがもっともっと広がり、深まり
「保健室から学校教育に変革を」という私の願いが形になるのが楽しみです。
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