F先生(徳島・高校養護教諭) 再受講
第2講は,思考をフル回転させ,仲間とともに学び合った合宿でした。
まさに学び方改革。
宿題をするところから,ふだんどれだけ感覚でやっていたか,苦手なことはスルーして得意なことだけやっていたか,
壁にぶつかるとすぐに私には向いていない・できないと逃げていたか,
かっこいい自分以外は受け容れず、隠し、そして、いなかったことにしていたか,
すごいと思われたくて張りぼての自分をつくっていたか,などなど,自分の思考パターンや行動パターンが浮き彫りになりました。
今までやったことがない思考は,慣れてないからスムーズにはいかないのは当たり前。
自転車に乗る練習をしていたように,
思考のトレーニングをするだけだというのがよくわかりました。
また,1期のときに,姫先生が何度もおっしゃられていた
「シンプルに」という意味がやっと腑に落ちました。
本質を理解できているからシンプルにできるのだということ。
自分で関連しているものをまとめて再構築することではじめて自分のものとなること。
そこが伝わる度合いの違いになるというのも,
実際に対応や授業などで人に伝えることを重ねていく上で実感していたものです。
そして,「具体」と「抽象」は,感覚ではなく,
意識して使い分けるということがわかったのはとても大きな成果でした。
相手の発達段階や理解度を配慮しながら,
なぜここを具体化するのか,なぜここの抽象度を上げたのか,
はっきりとした目的を持って選択することで,相手に的確に伝えたいことが伝わるのだというのがわかりました。
「具体」と「抽象」を使い分けるには,本質的な理解なくしてはあり得ません。
指導者が本質的な理解をせずに,
授業などでどこかの指導案や良さそうなワークをかたちだけを真似たのでは
相手にまったく伝わらないのも当たり前ですね。
自分の課題が明確になったので,講座だけでやった気になって終わらないように,これから日々の実践につなげていきます。
「苦手は伸びしろ」「できるできないではなく,やるかやらないか」肝に銘じてやり続けます!
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