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ここでは素直に「分からない。」「教えてほしい。」と言える！

保健室コーチングアドバンスコース名古屋８期　第１講感想　Aさん　(福井から参加)

 

　　　

 

ベーシックコースを受講した際、

あまりの衝撃に驚いたことは今でもはっきり覚えています。

 

そして３か月間で、みんなと話し、学び、繋がることで、

私の中で確実に何かが変わった気がしました。

でもそれを言葉にはうまくできなくて、その「なにかとは？」とずっと思っていました。

 

今回アドバンスの１講を受講して、言葉にして少しだけですが仲間に伝えることができました。

それは、職場とは違う自分、

なんというか…かっこつけない自分でいられるということが

私の中で大きく占めていたと感じたからです。

感想をシェアした際にも仲間には伝えましたが、

普段、年齢的に職場では怒られることも、注意されることも、

「それは〇〇の方がいいんじゃない？」と言われることのない私が、

また「知らない。」ということを口に出すことを恥ずかしいと思う私が、

ここでは素直に「分からない。」「教えてほしい。」と言えたり、

「本当にこういうことを伝えたいと思ってる？」と言われ自分と向き合えたり、

「このやり方だと、こうなるんじゃない？」と一緒に考え学ぶことができることで、

体や心が楽になったり、もっと知りたいと思ったり、

考えることを避けずに学びたいということに繋がっていることに気づきました。

グループラインで流れてくる仲間の実践を見ると

「すごいなぁ。」と思い、マイナス思考の…ではなく、マイナス思考だった私は、

「自分の実践は、みんなに披露できるものではない。」と思っていたけど、

姫先生の「やること、やってみることが大事。」という言葉を聞いて

 

「うん。私もやっていないわけじゃない。やっていることに今日みたいな、

こうするともっと引き付けられるかも。」「こんな表現だとやりたいと思うかも。」

などみんなからのアドバイスをもらえることが、

学びに繋がり、気づきにつながり、変化につながるんだ。と思いました。

 

アドバンスコースを受講する前の日に、

ある先生に

「この前美容院へ行ったんだけど。そこに〇〇くんのお母さん（保護者）がいてね。

ほけんだよりが去年と雰囲気が全然違っているし、

子どもも体重測定の時の話が楽しかったと言って家で話してくれるし…

保健の先生って変わったの？って言ってたよ。」と言われました。

 

「もう１月なんだけど…。私の存在感は薄いなぁ。」と一瞬思いましたが、

「おっ？なんか嬉しい一言もらっちゃった♪」と素直に喜べました。

保健指導はまだ悩むことはあります。

本当に伝えたいのは何か、どのように話をすると１番届きやすいかなど学年によっても全く違ってくるし

話し方も言葉の使い方も変わってくることでまだ悩むことはあります。

でも「これを伝えたい！」と思うと「このクラスの場合は、こうしたほうがいいな。」

など出てくるんです。

今までの私は、一方的に話して「分かった？」と終わっていたほうが多かったのですが、

今は子どもたちも疑問をどんどん発してくれたり、

みんなで考えたりすることが多くなってきたなと振り返ってみてはじめて感じました。

 

また、担任の先生からも

「先生のお話から、子どもたちがなんか変わっていった気がする。」とか

「レンジャーの保健指導、すごくおもしろかったし、この子、自分のことこうやってみてるんやーって勉強させてもらった。」

「声のかけ方について、考えるようになったわ。」など嬉しい一言がもらえました。

妖怪シリーズは人気で、特に２年生の児童たちにははまったようで、

「ぼくには、こんな妖怪がおるけど、小さくすればいいんやんなぁ！」

といろんな妖怪を考えて持ってきてくれます。

なかなか…なかなかのものばかりですが。（笑）

「先生には妖怪がいますか？いるとしたらなにがいますか？」と質問されたので、

私も作ってみました。

 

その時はとっさに「そうだね。今の先生には「ばっかりばっかりのばっかりんごちゃんかな？」といって

「私ばっかり。」「こんなことばっかり。」というたとえ話をしました。

その時支援員に入っていた美術専門の私の教え子が

「先生の話を聞いていたらこんなリンゴの妖怪かも…って書きたくなりました。」とリンゴの絵を書いて持ってきてくれました。

 

子どもたちからもとても好評で

「忘れちゃうからほけんだよりにものせてほしい。」と依頼があり、

１つずつ紹介させてもらっています。そんな感じで妖怪シリーズは、

うちの学校でもどんどん共通語になっていっています。

 

まだまだ自分のことに気が付いていなかったり、疑問におもうことがありますが、

その都度、一緒に学んでいる仲間が教えてくれたり、一緒に考えてくれたりすることを、

本当に嬉しく思っています。

みんなと会うと、まったく表情が変わりまぶしくてキラキラしているなって感じたり、

一言一言に重みがあったり、たくさんのことを気づかせてくれたり、

まだまだ「うわーっ！」と思うことばかりですが、勇気も元気もたくさんもらえます。

私もどんどん私も変わっていきます。

 

これでも以前よりも少し生きやすくなったと感じていますが。（笑）

これからも自分としっかり向き合えるように前に進みます。