【HMレジリエンスコーチ養成コース3期を終えて T2さん /再受講/神奈川から参加/感想 】
256。大切な想い。最終講、16人の受講生の16とおりの想い。
第4講では、それぞれの授業のエッセンスをとおして学びを深めました。
授業構成シート、マッピングなどの
書き方、とらえ方、現状からゴールまでのつながり、その説明の仕方などについて
細やかに考えることができました。
これまでの講座をとおして、心に残ったことは3つあります。
①安全安心
②尊い
③一貫性
です。
まず、初めに①「安全安心」についてです。
これは、安全安心な場所だったと感じられたことです。
そもそも私は小心者の強がりで、自分の弱みを人に見せることができませんでした。
もしも、そこに触れられたら
言い訳のオンパレードで自分を守ってきました。
でも、どんな私にもOKを出してくれた仲間。
それで、素の自分が出せた、フィードバックをすんなりと受け容れ、
返すことができました。
その環境を作った素晴らしい仲間を受け容れ、
受け容れられることができたと感じています。
それぞれが、「チーム自分」(としての力)を発揮できたように感じています。
次に、②「尊い」です
様々な事例をとおして、どの子も一生懸命生きている!と感じました。
ピッカピカの原石だけれど、
石が傷つかないようにいろんなものをまとって大きくなってきたんだなぁ、
大人は周りにまとったクソみたいなものしか見ていなかったんだね。
なぜ、まとってきたのかも考えようともせずに…。
その子をそのまま受け容れるのは大人の役目。
そのためにも自分の状態管理が大切なことにも気づくことができました。
長男の中学の卒業式の際、学年主任の先生が卒業生に
「先生たちは君たちを大切に育ててきました。これからは自分で磨いてピカピカに光らせてください。」
とお話してくださったことを思い出しました。
学級崩壊し夜の懇談会もあったけれど、
この子たちは先生方に大切に育てていただいたんだなぁとしみじみしました。
今、私は、みんながピッカピカに光る原石をもっていることを知っています。
信じてかかわるってそういうことなんだ、と、腑に落ちました。
そして、③「一貫性」です。
人間関係でも、授業でも、
一貫していること、つながることが、わかりやすさや、信頼する上で大事だと思います。
これって生き方もそうなのではないでしょうか。
自分にゆとりがあればいい対応はするけれど、そうでないときは…ということでは、
子どもはその大人を信用しません。
また、戸惑いも多く、人を信用できなくなる子に育ってしまう危機感があります。
でも、大人への信頼と大人からの信用があれば、子どもは自分の力で真っ直ぐ育っていくのですね。
報告の中で何度も登場してきた子が、本当にかわいくて、
その担任の先生の愛情が心の底からありがたくて…。
どうか、愛のたくさんある人に恵まれ、すくすく育ちますように。
菓子折り坊やだった次男の成長と重なって、目頭が熱くなる思いでした。
講座が終了し帰り道、みんなとだんだんと別れ、
一人になって、レジリエンスを再受講しようと決めてからのことを思い出してみました。
宿題の多さを勝手に予想し、ワナワナしたこと。
それでも、「もっと姫先生と学びたい」と決めたこと。
私のコアは何か?と悩んだり、ぶれない自分の作り方に翻弄したり、
私の中の罪悪感や不安に沈んだことなどが蘇ってきました。
そのとき、姫先生や仲間から温かい言葉や励ましをもう一度聞きました。
そして、…これから始まる、今から始まる!という思いがひたひたと染みてきました。
「決める」ことがスタート。
腹をくくります。
(あんなに、やりたいのに時間がもらえなくてできない…と言っていた授業も、授業をするって決めれば、何とか方法を見つけてやれるものでした。)
一夜明け、朝の眩しい光が窓ガラスに当たり、キラキラしています。
空気をすがすがしく感じます。
遠くスカイツリーや富士山が見えます。これらが見えた日は心がウキウキします。
そして、子どもたちの弾んだ声が心地よく耳に響きます。
ここは私の居場所。「にっこり のびのび 生きるんジャー♡」
また楽しんでがんばります!
この講座を決めた時からの課題、
私のコアは、命は大切で、生きていることはそれだけで尊いこと、
生きていると結構楽しいことがいっぱいある…
ということ。
これを丁寧に伝え続けていくことです。
最後に、第4講でお会いできなかった方々、
どうされていらっしゃるのでしょうか?
皆さまとの出会えたこと、楽しいわかちあいができたことに、
とても感謝しています。
また、どこかで会えますように!お元気で!!
ありがとうございました。
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