【HMレジリエンスコーチ養成コース3期を終えて 感想 T先生 千葉から参加】
第4講では、課題のレジリエンスに関する授業を勤務校で実践し、その内容を受講生の前でプレゼンしました。
1日目は5人,2日目は8人の実践を聴きました。2日間とも夜まで研修が続きこの3日間で終わるのか心配になるほどでした。
最終日、3人が発表し、全員の実践内容を聴くことができました。
今回も16人が16通りの授業構想シートと指導案を考えていて、ものすごく楽しかったです。
影響も受けました。
一人ひとりの授業構想シートや指導案を見て、
「なぜ授業を受けた後の子どもたちの言葉がこうなったのか?」
「授業者の思いが一貫しているか?」「テーマが2つになっていないか?」など、
グループで検討され、授業者の思いもくみ取りつつ、だけど、
「最終ゴールがずれている」とか、「テーマが2つあるとわかりづらい」と意見を言い、
「こうしたらいいのではないか?」などの提案もして、深めていきました。
この講座では、グループで話し合うことが多く、主体的・対話的・深い学び、
まさにアクティブラーニングを実践しているのだなと気づきました。
私は、授業構想シートの子どもの現状を記入するところで、洞察が深くなかったと反省しました。
他の受講生の練りに練ったシートを見て、やはりよく考えられた授業は胸を打つのだとも思いました。
仲間から学ばせてもらったと実感しました。
養護教諭は毎日授業がある訳ではないので、もらった時間にたくさんのことを伝えたくて詰め込みすぎてしまいます。「
シンプル is ベスト」を再度確認して、的を絞って授業をしていこうと考えました。
今回も16人の授業が一人ひとり違っていました。
それぞれの発想で、授業を組み立てていて、16×16の考え・感じ方があったと思います。「このアイディアいいな~」と思うものは、私の学校でも取り入れたいと思います。
また、心に響くと感じたのは、授業者の体験談でした。
「自分も悩んだときがあって、その時にこうやって乗り越えたよ。」「私の中にも、上手くいかないときに出てくる心の妖怪がいて、また妖怪が出てきたと、気づいたよ。」など、
子どもたちにとって、授業者の体験談が一番ためになるのではないかとも感じました。
授業者自身が腑に落ちた内容の方が伝わることを改めて思いました。そして、知識をインプットし続けるだけではダメ。
アウトプットしていかないと研修した成果の実が結ばないと思います。
普段学校の研修で授業内容について話し合われるときは、指摘することはあまりないと思います。
しかし、このレジリエンスコーチ養成コースで「ずれていてわからない。」など、お互いに指摘し合えるのは、
安心・安全な場の雰囲気ができていたからだと思います。
そして、五感や感覚の違いもわかり合えていて、そのことも大きかったです。
先に結論を言ってもらった方が、理解しやすいタイプと、
話のながれを一連のストーリーにした方がわかるタイプといるのだと知り、
伝え方の工夫もしようと思いました。
学んだこととしては、先に結論を言ってから説明に入るスタイルが、ゴールが明確になり、
聞く側が不安にならずにすむと思います。
このスタイルを身につけて、授業に限らず、会議の場でもわかりやすく伝えることを心がけて
仕事に専念していきます。
桑原先生、12日間導いてくださりありがとうございました。
この講座を受けて本当に良かったです。
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