自分と向き合った2日間でした。
ターゲットの不は、私の不。
「ターゲットの不」というワークで、そこにあるのは、自分の不であることがわかりました。
そして、自分が向き合った不であるから、人の不にも気付き、
解決のための変化を提供できると思いました。
花は自分自身なんですね。花を生けるとは、自分を生けることだった。
私が師匠の花をみて、感動するのは、そこに生き様が見えるからですね。
私の不は、人に見捨てられる恐怖です。
そして、自分一人ではなにもできないという絶望感、
そこからくる人に受け容れてほしい願望と、それが叶わないなら、孤立を選ぶところ。
いずれも自分への否定から入っていることです。
花を生けるときは、まずその花の美しさを見つけることから、はじまります。
花や葉、枝のことを一番人気考えます。
美しい花を生けて、誉められたいなんて、考えなかったです。
この花はどこから見たら、きれいかな、この枝はどこに向かうと広がるかななどです。
花や枝、葉の色、形それぞれの個性を見つけて、最大限生かすことにしか、思いがありません。
でも、そうしていくうちに、自分が解放されていくのです。本来の自分に帰れるのです。
花は自分自身です。
これに気がつけて、本当によかったです。
花のお稽古は、まず真似から始まります。
家元が作り出した美しさにまず触れて、自分の美しさを探していきます。
まずは、自分てやってみることが大事だと改めてわかりました。
先生の中には、先生が長さを決めて枝を切り与え、生徒さんに並ばせるだけをお稽古という人がいます。
うちの師匠は、「それでは意味がない」とおっしゃいます。
自分で切ってみて、短くなったら、次にはどこにそれを生かそうと考える。
トライアンドエラーを繰り返すうち、エラーも味のうちになってくる。
そうやっていくうちに、色んな花や枝や葉に対応でき、
その一期一会の出会いを生かすことができる。
楽しむことができる。
私はお花を生けることから、人生を学んでいたんだな、と、思い至りました。
そして、
私の生徒さんになる人には、花を生けることを通して、
多様な花の美しさがあると同じように、自分自身の美しさにも気付き、
生かす生き方を見つけてほしいと、考えていることに気がつきました。
それと、私はカッコつけなんだ、と、再確認しました。
いつもだれかから、すごいと言われたいと思っている。
でも、カッコつけると、ちっとも伝わらないのです・・・・・自分の思いが!
保健放送で、たどたどしいけど、中身がすごく伝わる子と、上手だけど、全然伝わらない子。
思いの違いだと思いました。
保健放送の意図は、みんなに自分をPRし、受け容れてもらうためではなく、
このメッセージを伝えて、健康な生活を送ってほしいという願い。
ソノサキのものが伝わるのですね。
私のコアがわかりました。
花を通して、自分を生きる人になってほしいんだ。
それがわかってとても嬉しくなりました。
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