保健室コーチングベーシックコース岡山1期 2講感想 T2さん
第2講では、2日目から参加される先生がおられて、そのことも学びの機会になることが印象深かったです。
1日目に学んだことをどうポイントを絞って説明するか、
「彼女に伝えたい」と私もみんなも一生懸命説明しました。
伝えたい思いが目に見えるようで、とても印象的な時間でした。
特別支援学校で勤務していると、言葉をもたない子どもたちの思いを、
察して動いてしまうことが多くあるので「察して動かず」「物分かりの悪い大人になる」と いうことは
意外でした。
健診や授業では「どんな方法でもいいから伝えてね」と待つことができるのに、
日々の保健室の関わりでは忘れていたことに気がつきました。
そして、自分軸をもって保健室にいることの大切さを忘れていました。
前任校(重症心身障害児がほとんど)の学校では、
子どもは「成長する存在でデキる子たち」と信じて、
私も「学校で誰も死なせない、必ず1日笑顔で過ごして保護者のところへ帰す。
全員揃って卒業式を迎える」
と決めて仕事をしていたので、
赴任してから救急搬送も早退もどんどん減っていき、保護者や看護師さんにも助けられて
「来年度はあれをしよう」「再来年度は…」と
次から次へと目標をもって動けていました。
想定外の異動で(意気消沈したまま)来た現任校では、
ビジョンもなく、
自分の仕事も何を大切にしているか分からない中でなんとなく毎日を過ごしていました。
保健室の様子は言わずもがな…です。
保健室の様子が変わったのは、ただ転勤したからという理由だけではありませんでした。
自分の状態管理如何で変わっていました。
ただ、異動がなければ困ることもなく順調に仕事をして、保健室コーチングも後回し、
メンバーとも出会うことができなかったと思います。
このメンバーだからできる深い学びを味わえる時間は本当に大切なものになっています。
第3講まで、状態管理をして、少し物分かりの悪い大人になって保健室にいること、
仕事が終わったら仕事スイッチを切ることを心がけたいと思います。
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