0568-70-0641
営業時間 / 平日 9:30〜16:00
FAX / 0568-70-5144

menu

受講生の声

保健室コーチングを学んできたことが、 私に「大丈夫やで」と思わせてくれた。

【HMレジリエンスコーチ養成コース3期1講 感想⑤ N先生 兵庫から参加】

 

「あ~またか・・・」そんな思いで始まった第1講前。

 

 ベーシック、アドバンス、そしてレジリエンス。

 学校行事と重なることも度々、それ以上に受講前に必ず子どもが熱を出す、思わぬハプニングがあり受講かなわずのことが続く。

 保健室コーチングを学ぶ中で、それはきっと私自身の何らかの抵抗が表われていることがわかってきた。

 

 しかし、自分では全くそんな風に思っていない。感じていない。意欲満々というわけではないが、

 受講前は、少なからずの不安はあるものの、毎回楽しみにしているはずなのに・・・。

 

 そんな風に思っていることが私の「虚」なのかと思ったりもした。

 

 第1講の3日間のうち、最終日しか受講できなかった。

 

 今までの私だったら、受講できなかったことを子どものせい、ハプニングの当事者のせい、職場のせい、にしていた。

 今回も似たような状況だったと思う。

 「私にしか頼める人がいないから」と頼まれ、元来の八方美人、いい人と思われたい、

 Noと言えない私は、「わかりました。私でお役に立てるなら」と引き受けた。

 

 前述したが、今までだったら、自分で引き受けたのに「何で私なん!ほんまに誰もおられへんかったん!」

 と悶々と引きづっていた。

 3日のうち1日しか受講できないんだったら「行っても意味がない」と、もしかしたら第1講を欠席していたかもしれない。

 

 しかし、今回は「自分で仕事を選んだ」と少し腹を括った。

 「誰でもない私が選んだ」と。

 

 そう思えたのも、今まで保健室コーチングを学んできたことが、

 私に「大丈夫やで」と思わせてくれた。

 

 そして、

 7月7日、姫先生のブログ

「目に見えないものをこどもたちにどう教えますか?」

を読んで、何か少しずつ自分の中で変化がおこっている。

 

 このブログは2008.3.29の記事である。

 

 姫先生が退職にいたる思いと覚悟を、たぶん生徒や保護者やそして思いを伝えたい人に書かれたものである。

 

 11年の歳月を経て、私もそのメッセージを受け取った。

 

 第1講3日目、脳みそ沸騰中の仲間の中にぬるま湯にもなっていない私が心地よく入れたのも、

 知り合いがいるとか志が同じということだけではなく、

 皆さんが中庸な状態であったからだと感じた。

 

 せっかく沸騰しているのにお水の私が入って温度を下げて迷惑をかけてしまうんじゃないかと、

 頭を掠めたりもしていたが、そんな心配は皆無であった。

 

 1日ではあったが、私が心に刻んだことは3つ。

 1つ目は、「決断ではなく選択」

 2つ目は、「見えないものを教える」

 3つ目は、「つながり」である。

 

 1つ目の「決断ではなく選択」は、前述のとおりである。

 どっちかに「決める」ではなく、「選ぶ」の違いが何となくわかったようなわかっていないような感じであるので、

 それをこれから考えて自分の言葉で伝えられるようになりたい。

 

 2つ目の「見えないものを教える」は、今回の私のテーマとなった。

 職場で案件があり、保健室へ来室しない子への対応を考えている時に姫先生のブログを読んだ。

 「保健室へ来ない見えない子見えないものを教える」ってどうすればいいんやろとずっと頭の片隅にあった。

 ワークの1つで少しその答えが湧き出た。

 見えない子もきちんと見えていた。保健室へあまり来ない。来た時にきちんとしている。

 言葉が丁寧。あいさつがしっかりできる等。

 見えない子は保健室へ来ないからわからないではなく、見えない子もちゃんと見えてた。

 

「見えない」ではなく、ちゃんと見てなかったということがわかった。

 きっと一人でワークシートに向き合っているだけではわからない。

 みなの考えをシェアすることで湧きでてきたと思う。

 

 3つ目の「つながり」は、2つ目からもつながっているのだが、誰かからの言葉や発言が自分とは違うテーマで話しをしていたり

 違う課題であるはずなのに、その時の言葉から自分の課題解決の糸口がみつかったりもする。

 誰かの言葉はその時だけのものでも、その人だけのものでもなく、周りの人へもつながりをもたらしているのだと感じた。

 

 今後さらにみなさんとつながっていきたいと思った第1講でした。

 

   

pagetop

講座申込
お問い合わせ
講座依頼
受講生の感想