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「自己理解なしに他者理解なし」の大切さ

入門講座 感想

 

■私の仕事は、小学校の「相談室」で児童の相談にのったりおしゃべりをしたり遊んだりすることなのですが、求められているスタンスは養護教諭以上に「受容と共感」「心に寄り添う傾聴」です。

 

■確かに話を聞いてもらうだけで気が楽になってがんばれる子どもたちもいますが、同じ内容を繰り返し相談に来る子たちが多く「気を楽にしてあげる」だけではその子のためになっていないと思うようになりました。そして以前桑原先生の2日間の講座に参加し、「これだ!」と思いました。しかし私は呑み込みが遅いので今回もう1度整理してもっと活かせるようになればと参加しました。

 

■今回、お蔭様で再認識できたのが「気づき」の大切さです。
「子供が問題を感じて来室した時は学びのチャンスととらえて「気づき」引き出すようなアプローチをする。」
「本当の癒しは不自然になった自分(に気づき)元に戻し自力で歩けるようにすること。」(講座でのお話より)

 

■今自分がどんな状態なのか、どんな考えぐせのスパイラルに陥っているのか、本当にその事象が問題なのか。問題は自分の中にあるのでは…などに気づくこと。そしてそれはまず支援者である自分自身が認識すべきことであるのだとわかりました。「自己理解なしに他者理解なし」が大切で、でもなかなかそれが出来ていないことに気づきました。

 

■典型的な視覚優位型、アソシエイト型人間の私は常日頃「いつもニュートラルな人」に憧れ尊敬しています。元々の性格だからなぁと思っていましたが、加賀谷コーチの「誰しもクセはあり、感情は動く。それに気づいて修正できることがニュートラル」というお話に、気づくことが出来れば私にもチャンスはあるかも、と希望を感じました。自分に問いかけて気づきを深めることを目指してしっかり「状態管理」していきたいです。

 

■気づきにつながる「質問」もとても大事な要素だと改めて確認できました。相談室で、以前2日間講座で購入した「人生の魔法カード」を使用していてとても効果があることを実感していましたが、今回の講座で「質問カード」「あるあるレンジャーカード」も購入し、早速使用したところ感動的な効果がありました。今のところ私がその子の内面に気づくのに役立っている感じですが、きっと子どもも無意識にでも気づきがあるのだと思います。気づいて自分の中の力を発揮する能力が子どもみんなにあるのだと信じることが大事なんですよね。

 

■これからの相談業務で、状態管理を意識しながら自分を信じ、子どもを信じ、「気づき」を楽しみに子どもたちと関わっていきたいと思っています。そして「気づき」を生きる力にもっていくには何が必要なのかをもっと知りたいと思います。
とても楽しい講座でした。ありがとうございました。

 

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