【速習コース 島根会場 感想】
blogやHET(養護教諭のML)を通して姫先生の活動をしる機会があり、いつかは受講してみたいとずっと思っていました。
夏の講演も、救護の関係で受講できず残念に思っていたところ、基礎講座が島根で開かれることを知り申し込みました。
小学校勤務の後、4年前から荒れていると言われた中学校に勤務するようになりました。そこで出会った子どもたちの姿から、特に強く感じるようになったのは、
子どもたちの自立をどう支えていくかということです。
いろいろな研修を受けたり、講演を聴いたりする時に、自分の中にはいつもこの視点で物事を見るようになっているなと思います。
幾年かの経験を重ね、執務の中で実践していることがコーチングだったのかな?と、自分のかけた言葉、とった態度、生徒の言葉、生徒の反応等、思い返しながら聞くところもありました。
それが、脳の三原則や意識の五階層等の理論に基づいたものであるということや、
それにかなったより良いプロセスを経ることで、子ども自身の気付きをたらし、子どもが自分の足で歩いていこうとする意欲や行動につなげることができるのかなと思いました。
ここを、より確かなものにしたいと思う自分がいます。
確かなものにできたという思いがきっと自分に自信をもたらし、自分の状態管理もうまく行き、子どもへの関わりも自信と信念を持ってできるんじゃないかなと思います。
経験年数を重ねるにつれ、「こんな養護教諭になりたい。」という気持ちよりも、「養護教諭ってなんだろう。自分はどうありたいんだろう。まわりの人にとって、どういう存在であることが望ましいんだろう。」という気持ちが強くなりました。
そのきっかけは、今から10年位前の研修で、「養護教諭のアイデンティティを確立する」というテーマがあったことに始まるように思います。
今回の講座では、自分の本当の名前でなく、旧姓を選んだのも、無意識下で養護教諭になった時の原点回帰の気持ちが強かったように思います。
今回の講座の中で、アイデンティティを深く掘り下げる機会を得て、改めて、これまでの経験を糧にして、まだまだ進化(深化)していきたいと思っている自分を強く感じました。
今回の講座で、はっとしたこと、確認できたこと、理解の難しかったこと、即時に理解できたこといろいろありますが、
うわっつらで理解するのではなく、また保健室経営のためばかりでなく自分自身のために、もう少し深く理解したいなと思っています。
また、これまでの自分を知っている人の中では、
なかなか自己イメージを取り払って体感することへの抵抗が強い自分がいてそういった垣根なしで受講したいなと思っています。
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