保健室コーチングのベーシックでは、貴重な体験をさせていただき、ほんとうにありがとうございました。
最初は、土日がまるまるつぶれてしまうので、体力的に無理?
と、ずいぶん迷いましたが、セミナーに通っていくうちに、
疲れどころか、参加するのを待ち遠しく思うようになりました。
私は、一時、パーソン・センタード・カウンセリングに心酔し、
自分の目標として学びを始めていましたが、
この度、コーチングに触れて、自分に一番合っていて、
できるだけ多くを習得したいという気持ちを強く持つようになりました。
コーチングは、アメリカで、ベトナム戦争の帰還兵のPTSDに対処するのに、
ロジャーズ派のカウンセリングでは時間がかかって非効率的であるため、
コーチングが広まったと聞いています。
現代は、今までのカウンセリングのように、時間をかけていられない状況が生まれていると思います。
社会全体がせわしなく、人は皆余裕がなくイライラしているように見受けます。
保健室でも、さまざまな要請に応えなければならず、じっくりカウンセリングする時間はありません。
また、自身に悩みや問題をもつ人の中には、親子関係の和解が必要であるとの認識を多くのカウンセラーの方が言及しておられます。
その課題をクリアするために、何年もかけてカウンセリングを受ける例を見聞きしますが、
普通の人には時間もお金なく、
カウンセリングを定期的に受けるのは不可能です。
ほとんどの人は、自分の根っこの問題を封印したまま、日常に追われて、
同じ過ちを何度も繰り返しているのではないでしょうか。
まるで、エレベーターで上がり下りするように。
時間をかけなくても、クライエントが満足でき、自身の中で思考を深め、
解決策を探る作業を自分の意思でできるように導くという「コーチング」。
もっと早く知っていたら、あんなに夜も眠れないほど悩まずにすんだのに・・・・と今更ながら思わずにはいられません。
今回、このような機会を与えていただいたことに感謝するとともに、
周囲の多くの人に、保健室コーチングの効果について、話していきたいと思います。
まずは、身近な人に、活用することからはじめたいと思います。
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