昨年、S市学校保健会研修会で桑原先生の講座を受けたのが「保健室コーチング」を知ったきっかけでした。
その講座で、
「子どもの可能性」「日常のシンクロニシティ」「保健室は傾聴、受容だけをするところではない」
「人間を理解することは、まず自分を知ること」「物事はシンプルに考える」
という言葉が次々と私の心にポンポンと響いてきました。
退職まであと10年。その間どのようにするとやり切ったと思えるのだろうか。
日頃現場で感じるモヤモヤ。
子どもも私も納得しないで何となくで済ませている子どもとのやり取り。
看護系大学を今春卒業する娘が養護教諭を目指し別科へ。
我が子にこの仕事のことをどれだけ語れるのだろうか。
と、このようなことを感じていたところへ桑原先生の講座。
何というタイミングだろう。
娘が住む奈良で開催ということまで、必然で起きた偶然!偶然で起きた必然!と思え受講を決めました。
それでも1日目は、分かったような分からないようなモヤッとした感覚で、自分に分かるんだろうか、
やっぱり今までのままでいいやないかと思う自分と、
いやいやここで踏ん張ってバージョンアップしないときっと後悔すると思う自分とがいて、モヤモヤしていました。
しかし、2日目の講座で決まりました。
「What Do You Want?」4番で話した言葉です。
自分の停まっていた思考がフルに働き、バージョンアップする自分になります。そう思えるような第1講2日間の講座でした。
「無意識は意識の20,000倍」
先日苦手と感じている同僚と同乗して出張先へ向かいました。翌日その同僚がこう言いました。
「車の中で緊張しました。なぜなら堤さんが保健室にいるTさんではなかったように思えたからです」と。
あっ、これは私の無意識の感覚が既に同僚に伝わっていたんだ!と分かりました。
「ビリーフ」
子どものころから父親に「おまえは才覚がなく、不器用だ」といろんな場面で言われ
「自分は不器用な子」と思っていました。
大きくなって裁縫をしても「自分は不器用だから上手くできるはずがない」「器用な人がうらやましい」と思っていましたし、
上手くできたりすると「不器用なはずなのにおかしい」と思っていました。
また、子どもの頃、自分の名前の読み方や読み方から続く性別のことを聞かれたりするのが嫌だと思っていて、
大人になっても病院の待合室等でフルネームで名前を呼ばれたりすると一瞬体が硬くなっていました。
今回、初日にニックネームをネーム札に書くように言われた時も何て書こうか?としばし考えドキドキして、2回も書き直してしまいました。
ビリーフや無意識のことを知って、体が勝手に反応していたんだと気がつきました。
「何をやるにも自分次第」
ピンチをチャンスととらえるか、ピンチのままとらえるのか、それは自分次第でどうにでもなること。
学んだことを日常で意識できて、それを活かすかどうかも自分次第。
次々とくる仕事に心がとらわれないよう、自分の体と心は地に着けたまま仕事を進められるよう自分(人間)理解をして、
自分の状態管理ができるようにしたいと強く思いました。
「網様体賦活系」
普段教材を考えているときに必要な情報を見つけたり、聞いたりすることがよくあります。
新聞や雑誌からでもさーっと情報が入ってくるのです。
脳がきちんと働いてくれていたとわかり、脳の仕組みに興味を持ちました。
第1講で知り合った方々と第2講、第3講でも学び合え、そして私もその一人となって前向きに考え、
理解し、そしてバージョンアップしたいと思います。
最後に、この「保健室コーチング」を知るきっかけを作ってくださったG先生(保健室アドバンスコーチ)に感謝します。
ありがとうございました。
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