【養護教諭 Km先生(新潟県)の感想と気づき】
第3講で私は、これまでの学びで、自分は変わったつもりになっていただけで、結局変わっていないということをまざまざと感じさせられました。
そして、「体験しなければわからない。」「体験してみてはじめて理解につながる」ということをあらためて感じました。
第3講では、2回皆さんの前で話す機会をいただきました。
ありのままの自分でやるという覚悟だけはありましたが、前に出た途端何が何だか分からなくなっていました。
これまで、1講、2講で「伝え方」を学んできていて、みなさんの発表を見て「なるほど」と思っていたはずなのに、実際自分が前に出てみると、今までと何も変わりませんでした。
しどろもどろで、自分が何を伝えたいのかわからなくなってしまいました。
1回目の二ユーロロジカルレベルについての説明では、
私は、テキストや本に書いてあったことの中で、自分が覚えていることをまとめたものを話す
というものになりました。
そもそもニューロロジカルレベルが何を意味するのかがまだ分かっていないのです。
だから、自分の中から出る言葉では説明できませんでした。
第2講で小学3年生に伝える伝え方をやった時、言葉の説明ではなく
「その言葉の意味すること」を小学3年生にもわかるようにということで取り組んだはずでしたが、
結局、私は言葉の説明をしていました。頭の中でわかった気になっていただけで、
何も身についていないということがよく分かりました。
そして、ベテランの先生方や普段授業をしている先生方の説明は、さすがにわかりやすく、
子ども(今回は参加者)とのやり取りの中で、必要な思考に導いていかれる姿は本当に素晴らしかったです。
話を聞く私の思考もしっかり先生の目指すところにたどりつく感じがよく分かりました。
2回目の変化のシナリオマッピングでも、自分が考えた過程をただ説明すればよいものを、
そのように考えた理由やそれにまつわる出来事が頭に浮かび、話に付け加えたくなってしまいました。
その結果、何を伝えるかがどんどんずれていきました。
とにかく話し方の練習、訓練が必要だと思いました。
自分でやってみること。そのためには、伝えたいことの本質の理解が必要です。
自分の中でしっかり納得できる理解がなければどんどんブレてしまうし、
感覚だけでは伝わらないことがよく分かりました。
そして、必要なことをシンプルに伝えることが大事ということも分かりました。
何度も、何度もこれらを意識しながら自分でやってみることが一番大事だと感じました。
この2日間、みなさんとの学びの中で、目指したい素晴らしい姿をいくつも見せていただきました。
その姿を目指し、伝えたいことが伝えられる自分になるよう、これからもチャレンジを続けていきます。
貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
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