どうして私はレジリエンスコースを受講したのか。
それは、本気で自分と向き合ってみたいと思ったから。
今までの私は、(本気で自分と向き合うことを)求めている自分と、目を反らしたいと思っている自分が葛藤していました。
でも、やっぱり自分と向き合ってみよう、苦手なことや避けて通ってきたことにチャレンジしてみようという覚悟で
レジリエンスコースを受講することにしました。
苦手で避けていたことの1つは、魂を込めた保健室経営案を作ること。
今年こそは・・と思いながらも、結局、形だけの経営案を提示し、
もやもやスッキリしないまま新年度が始まってしまうという悪循環とは、もう、さよならしたいです。
3月までに、自分の頭の中にあるものを出して練り直し、来年度の最初の職員会で、魂を込めた保健室経営案を提示します。
苦手で避けていたことの2つめ。
自分の思いや考えを、文字に起こし、文章にすること。
そして、それを相手に分かりやすく「説明」し「伝える」こと。
私はいろいろな発想でアイデアを出し、現場で実践することが好きです。
でも、それを
文章にまとめたり、実践報告をしたりするのは嫌いでした。
「自分のやっていることをひけらかして自慢しているように見られるのが嫌だから」と
言い訳をしていましたが、
結局は面倒くさいし、何より文章にするのが苦手だからです。
第1講からそんな私に試練がやってきました。
「職員会議に提案するワーク」では、
学校保健委員会の中で私が提案することをシュミレーションすることにしました。
学校保健委員会は4日後に迫っており、現場で生かせる良いチャンスだと思ったからです。
4日前というこの時点で、このようにできていない自分をさらけ出すのは、
正直恥ずかしいことでもありましたが、
それが現実の私だし、
できていない自分を恥ずかしがるよりも少しでも前進したいという気持ちの方が強かったので、
あえて挑戦してみました。
伝えたいことは1つのはずなのに、
「それに関連する2つのことも説明しなければ、つじつまが合わないし、相手にはうまく伝わらないのではないか」
という私の思い込みにより、私の頭の中は大混乱。
伝えたいことのコアがブレブレの私でした。
そして、V(視覚優位)の特徴そのままに、
見えている映像を説明するように
(自分でもイマイチしっくりこない原稿を)プレゼンすると、
冒頭部分で聞いている皆さんが固まるという事態に・・・。
そこで皆さんから頂いた感想やアドバイスは、
的を射ているだけに私の心にグサグサと刺さってきました。
自分自身の特徴や話し方の癖は分かっていたつもりでしたが、
今回の体験で本当に目が覚めたような気がしました。
確かにグサグサと・・なのですが、
私の中のもう一人の私がそれを求めていたということもあり、鋭いアドバイスを聞くことができて、
とてもスッキリしたありがたい気持ちになりました。
こんなに本音のアドバイスをいただいたのだから、本番はきっとうまくやるぞ!と
お臍のあたりからパワーがでてきたような感覚になりました。
「これが学び合うってことなんだなぁ」と実感した一瞬でした。
見かねたAちゃんから、
「養護教諭と保健主任で提案を分担したら?」というアドバイスもいただき、納得。
自分一人で背負ってしまういつものパターンに陥っていたことにも気づくことができました。
皆さんのお陰で本番では、役割分担もして、
なんとかスムーズにプレゼンすることができたように思います。
始まったばかりのレジリエンスコースですが、学び多き2日間でした。
11月の第2講まで、宿題としっかり向き合いたいと思います。ありがとうございました。
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