第4講は、1日目に、3講で検討した指導案の再検討、
そして、ピアコーチング事業(友だちコーチング)についてのレクチャー
そして、最終日は、第1講でとりあげた「ビジョンのある保健室家経営案、学級経営案」を
さらに深く、保健室経営アドバイザー、学級経営アドバイザーとして、「経営理念(ミッション、価値観、ビジョン、行動指針など)」を引き出し、
具体的な行動計画に落とし込むためのコーチングについて互いに考え、実際にコーチングトレーニングをしました。
以下、T先生の感想です。
【Tさんの気づきと感想】
第2講・第3講では保健室コーチングで学んできたことを盛り込んだ「生きる力を育てるための授業」の指導案を検討し、
どの生徒にも伝わるような言葉の整理や伝え方の工夫を考えてきました。
そして、最終講では、第1講で行われた保健室経営案(経営計画)についての講義を再度学びました。
今まで、保健室経営計画作成の手引きなどを手本にして、形だけ作ってきましたが、
例年通りの計画案であったり、少し文言を変えてみたりするだけのもので中身のないものだったと反省しました。
反省というより、『経営計画とはなんぞや』といった、根本的な考え方を学ばずにきていたので、
これまでの年数がもったいなかったと思ったのが本音です。
生徒に目標設定が大事であると指導してきた自分自身が、年度初めや異動したばかりの学校での働き初めに、
しっかり目標を設定していただろうか、忙しさにかまけてきちんとしてこなかったと痛感しました。
きっと、これが企業だったら、私の経営計画では利益(教育現場においては教育的成果)も上がらず倒産していたかもしれません・・・
しかしこれからは違います。
今回、経営理念や行動指針を考えたので、さらに練り上げた保健室経営計画を作って、保健室経営を行っていきます。
保健室を支える骨組み、保健室経営計画の大切さを学べたことは私の大きな力になっていきます。
計画案を出しなさいと言われて提出していたものが、本当はとても意義深いことで、無意味なことは無いのだと思いました。
文部科学省から出される答申など読んでも、いいこと言っているなァと思うのですが、
きっと伝わり方ができていない、または熟読しきれていないのではないかと考えます。
この経営計画についても、教職課程で考え方のところからしっかり始めると、もったいなく過ぎている人が減るのではないかと感じました。
もったいなく過ぎている人を私が減らせるよう、周りの同僚、養護教諭仲間、後輩教員に伝達していくために、
まだまだ自分の学びを深めていきたいとも思いました。
安心して自分の考えを言える仲間や講師の桑原先生の存在に感謝です。
1~4講までの6ヵ月間、ともに学び合った仲間の存在はかけがえのないものとして、続いていくと思います。
ワークを通して、組んだ人の考え方に触れる機会が多く、人格レベルの話も出る中で、人となりが自然にわかっていきました。
同じ志を持って集まったメンバーなので、まず価値観が似ていることも安心感の一つでした。
地域も様々。休憩時間にはご当地の名品をいただきながら、和気藹々と過ごす、そんな空気感も心地よかったです。
グループラインでつながっているので、今後も同期の仲間の活躍や相談、アイディアに触れらると思うとワクワクします。
そして、やはり桑原先生の存在は大きいです。桑原先生の講座を受けていて、
第1講でやったことが、第4講につながっているなど、ハッとさせられることが多々ありました。
「前にもやりましたよ~」と先生がおっしゃる言葉が度々あり、レジリエンスコーチ養成コースとは言え、
保健室コーチングの総復習であると思いました。
また、ワークをする時、先生がペアリングをしてくれるのですが、自分の課題とピッタリ沿った相手を割り当てられて、
驚かされました。
すごいとしか言いようがないです。
人を見抜く力が半端ではないこと、桑原先生自身が勉強熱心で、先生が体感されたことや企業で普通に実践されていることなどを、
保健室コーチングに取り入れてくれるので、今まで私が勉強していないものを学べて、新鮮な感覚で受講していました。
どの講座もベースは同じ。養護教諭が陥りがちな、相手に合わせてしまう心の状態に気づき、
信念を持ってブレずに自分の状態管理をして、子どもたちのため・自分のために仕事を進めていくことを学びました。
そんな講座ばかりなので、魅力を感じますし、これからも学び続けたいと思います。
以前にも感想を述べましたが、アシスタント制度があって、振り返りができることはとても助かっています。
その制度に感謝し、学んだことを実践して関わる子どもたちが元気に生活する、
私自身も充実していることが自分の還元できることだと思い、毎日の仕事に携わります。
今後も、アシスタント参加・勉強会・同期会でお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
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