【保健室コーチングベーシックコース東京3期 第2講感想】
養護教諭となって、25年以上が過ぎ、誰もが養護教諭としての力量を期待し、出来て当たり前と思われていると勝手に感じていました。
失敗してはいけない、正しくなくてはいけない、きちんとしなくてはいけないと思っていました。
特に何かに失敗したわけでもなく、職場での人間関係が悪いわけでもないのですが、
自分自身としてはうまくいかない、自信がないと悶々としていました。
そのために、研修会へ参加したり、参考図書を買ったりして、
私は、これだけやっていると、自己暗示をかけていました。
その時、保健室コーチングに出会いました。
そして、まさに、「思い込み」に気づきました。
スキルをたくさん得れば、対応能力が上がるという思い込み。
私がなんとかしなければという思い込み。
すべてを引き受けてあげるのがよい養護教諭という思い込みがありました。
「癒し」から「教育的効果」を上げるかかわりへのシフトを知った時、少し気持ちが楽になりました。
「スキルではなく、人間のしくみを構造的・本質的に学ぶ」
「頭で、理論でわかることより、学んだことを、積極的に日常で活用すること。」
「自分を通して人間を理解していくこと」
「腑に落ちたレベルでしか、目の前の人に影響を与えることはできない」
どれも、そうだよなぁと思えることばかりでした。
「常に自分が発信源」は、今までの出来事が納得できました。
例えば、保健室登校の児童と関わったとき、自分としては、なぜみんなは協力してくれないのだろう、わかってくれないのだろうとうまくいかないのは、まわりのせいと考えていました。
相手を責めたり言葉で伝えたりは一切しませんでしたが、
そういった思いが私から発信されていたんだろうなと思いました。
自分を理解する、自分と向き合う、
私のX=Y、自分自身の考え方の癖、パターンを意識するようになりました。
自分自身を受け容れ、状態管理はまだまだ難しいですが、
ニュートラルで接するよう心がけようと思います。
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