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受講生の声

心理学を学校現場で使えるものに新たに体系づけられたことに感服しました。【養護教諭研修会感想】

養護教諭研修会感想

 

私も傾聴や受容・共感だけでは解決にならないのではと、ずっと感じてきましたので、脳科学を根拠にしたNLP心理学に大きな可能性を見ました。また、上からおりてくる施策は失敗するということにも全く同感で、桑原先生が心理学を学校現場で使えるものに新たに体系づけられたことに感服いたしました。家庭環境の厳しい中で成長した子は、自分のさまざまな力や選択肢に気づかないままでいます。どんな状況の子にも、自分で自分の未来を切り開いていけるようエンパワーすることが学校教育の役割ですね。目の前の子どもに寄り添いながら、その子どもの状況にあきらめることなく、できることから始めなければと思いを新たにした研修会でした。

 

・桑原先生のパワフルな話しぶりと、脳科学に基づいたお話は、非常に興味深かったです。養護教諭出身ということで、学校のことも養護教諭のことも知っておられるので、お話が具体的でわかりやすく、明日からの実践に生かせるものばかりでした。体験ワークも取り入れての講義は、あっという間の3時間半で、もっといろいろ先生とディスカッションしたかったです。アプローチグッズでの体験は、不思議と悩んでいることに沿った質問が出てくるので、面白かったです。研修の際に使うと、自分のふり返りができてよいと思います。

 

・先生のおっしゃるように、養護教諭はカウンセラーではなく医学的な知識を持った「教諭」です。日々の保健室対応について、カウンセラーのように児童と接していても何も解決することができません。 年々子どもたちが抱えている健康課題は複雑になってきており、そんな子どもたちと日々向き合う私たちは、時には優しく受け止め、時には厳しく助言をし、背中を押し・・と手さぐり状態で支援を続けています。今まで経験と直感で続けている支援がこういうことだったのかと理論と実践が結びつき衝撃的でした。今後ももっと深くコーチングについて学びたいという気持ちが強くなりました。体験的なことやすぐに使える実践的なこともたくさん教えていただき本当にありがとうございました。

 

・今回初めて、コーチングについて知る機会をいただき、もっと知りたい、カードの使い方等いろんなことを学びたいという気持ちが強くなりました。現任校に赴任してから、教室に戻りたくない子、不満ばかり言っている子、何かのせいにばかりしている子などの話を聞くことが多くあります。その子ども達がこちらのアプローチの仕方で変わるなら、さっそく10月~12月に京都である研修に参加してみたい気持ちになりました。しかし2回も土曜授業と重なっていますので今回は無理みたいです。来年は、ぜひ大阪での研修も計画に入れてもらえないかな?なんて勝手に思っています。また、機会があればぜひ学びたいと思っていますので、どうか、よろしくお願いいたします。

 

・明日からの実践にすぐに使えるアプローチの方法を教えて頂きありがとうございました。「自分の思い込みと新しい視点のアプローチ」のところで、この思い込みはまるで私のことをではと、ドキッとしました。
昨年度は、保健室登校の児童がいて、苦しんでいる目の前の子どもに何もしてあげることができず、無力感を抱えていたのですが、「過去と他人は変えられない、変えられるのは自分と未来だけ」という言葉を伝えたかったなと思います。今回「ソリューショントーク」や「スモールステップコーチング」などを教えて頂き、自分にもできるような気がしてきました。子供たちが前向きになるような質問ができるようにさらに研修の中身を深めていきます。 いっぱい元気を頂き、心が軽くなりました。本当にありがとうございました。

 

・貴重なお話をしていただいてありがとうございました。養護教諭をされていたということもあり、現場に必要で、即実践に活用できる内容も多く、ありがたかったです。
特に、困り感を感じて来室する児童に対し、「癒してあげなくては」「助けてあげなくては」と思ってしまうことが多いことに改めて感じました。そうではなく、本人の可能性を引き出せるように支援することが必要であると思いました。 グループワークも多く取り入れていただき、自分自身楽しく学習できました。4つの窓や、脳科学傾聴( )の中に思い浮かぶ言葉をいれる、など、ちょっとした時間や、ほけんだより、保健指導にも楽しく活用できそうです。また、楽しい質問カードは大人が使ってもとても心に響く言葉が多く、職員の中で活用してみても、何か子どもたちとの関わりの中での大きなヒントをもらえるのでは、と思いました。
今回学んだこと活かし、子どもたちにより適切なアプローチができるように頑張っていきたいと思います。

 

・先生のお話をお聞きし、常に子どもたちの可能性を信じ、それを引き出していくことが大切だと教えていただきました。今までは、「保健室=癒しの場」と思っていましたが、これからは、「保健室=教育の場」であるということを絶えず意識して対応していく必要があると感じました。気づきを起こすための脳科学的傾聴は、まだまだうまくはできませんが、常に具体的な質問を心がけ、子どもたちを人格レベルでほめていけるようにしたいと思います。物わかりの悪いおばさんになります。先生に教えていただいたことを、日々の実践に生かしていけるようにこれからもがんばっていきたいと思います。どうもありがとうございました。

 

・大変内容の濃い研修をしてくださり、ありがとうございました。先生がおっしゃられていた、「今は、“傾聴して受け入れる”だけではすまない。その後にどう対応するかの準備が無かったことがきっかけ」とお話されていたことに、わたしもまさしく同じ気持ちでした。脳科学の観点からのお話、脳の中でも特に重要な器官とリンクした存在承認のレベルの差など、目からうろこでした。どれだけ私たち人間は日々、物事を限定的に見て自分のものさしで解釈し、それを現実のすべてとして考えていたのかというのは衝撃的で、新しい扉が開いたように感じました。子どもはよりX=Yと決めつけてしまうところがありますよね。それを多角的に見て客観的なところから手を差し伸べてあげるのが養護教諭としてできることかなと感じました。コーチングの時の決め台詞「何かいい作戦ないかな?」はとても活用できるワードですね。ぜひ活用していきたいと思います。

 

・貴重な講演をありがとうございました。お話の終始、なるほどなるほど、とうなずいて聞き入ってしまいました。その中でもとくに、「望まない状況を否定する目標設定」というのが興味深かったです。確かに、自分の発している言葉や、先生方が発している言葉を聞いていても、「~したらだめ」「~はしないように」「~はあかんよ」など、望ましくない状況をイメージさせる言葉が実に多く学校では飛び交っているなあと、これを書いている今も運動場から聞こえてき、実感しています。では、望ましい状況をイメージできる言葉かけを、と思い考えてみてもなかなか的を射た言葉がとっさには思い浮かばず、どこかぼやけた表現となってしまいその難しさも同時に痛感しています。また、保健室に来る子どもの話を長々聞き休み時間内に教室へ返せず、さらにとくに解決もできなくどうしたらいいのかと思うことも多い中でのコーチング研修だったので、考ええなかったアプローチ法をたくさん学べる機会となりました。日々の中で実践していこうと思います。本当にありがとうございました。

 

・以前より保健室登校の児童を受け入れた際、児童のありのままを受容してきましたが、それだけでいいのかずっと悩んでいました。きびしい学校の中で保健室は異空間として、しんどい思いをしているこどもの居れるところで在ろうとしてきましたが、少しの違和感を感じていました。桑原先生の言うとおり学校は教育の場でした。保健室もまた学校の中の教育を行う場でした。そのことを今更ながら気づかせていただいた先生に感謝いたします。

 

・年々、友だちとのコミュニケーションが上手くできない子ども達が増加しており、学校生活のいろいろな場面で、「キモイ」「自慢してんの」「死ね」など多くの冷たいメッセージの応酬を聞くこともあります。また大したことでもないのに、すぐにキレて友だちを殴ったり蹴ったり、また教室を飛び出すなどの問題行動を起こす子どももみられます。今回のお話を聞いて、子どもと接する時の基本や、友達とのトラブルが起きた時には成長のチャンス、今までの見方とは違った見方を知るきっかけにしていく、といった負の経験を生かし次につなげていく相談活動の在り方を学び、「そうやなぁ~ 生まれてまだたったの10年しか生きてないんやもん、子どもが間違った行動や言動をしてもしゃあないか」とちょっと気持ちが軽くなりました。とは言っても、私には理解できない子どもの言動に、脳のコンピューターの作動ミス? なぜ? と思ってしまうこともあり、怒鳴らずにはいられない時があります。また、母子分離不安と思える子どもが保健室登校をしていた時期もありましたが、子どもの心が不安定な背景に親の存在があると、本当に縺れた糸を解こうと思っても、なかなか前進しなかった経験もあり悩むことばかりです。なるべく物分りの悪い先生になり、気長に子どもの話を途中で止め、心の整理を一緒にし、そして子どもの心がパワーアップできるような養護教諭でありたいと思います。

 

・とても充実した研修会でした。早速三角形の図を作ってみました。活用してみようと思いますが、使いこなせるようになるまで、自分の思考回路をしっかりつなぎなおさないといけないため、少し時間がかかります。印象的だったというか、再認識させられたことは、保健室は癒しの場ではないこと、教育現場であること、児童とともに共育していかなければいけないことをもう一度問い直していいます。そして、あなたなら大丈夫という強い信念をもってのかかわりが大切ということも、共感しました。とても貴重な時間でした。ありがとうございました。

 

・連日長時間来室する児童への支援に悩まされていたので、今回の研修をとても楽しみにしていました。いろいろなアプローチの方法を教えていただいたことで、ずっと関わり方に悩んでいた児童への支援にも意欲が湧いてきました。また、スキルよりも相手をどういう存在として接するかという支援者のあり方が大事だというお言葉に、背中を押してもらえた気がします。
自校での支援に早速アプローチ方法を取り入れてみようとしたのですが、なかなか上手くいかず、自分の質問力がないのか上手く導くことができませんでした。
まだまだ訓練が必要だなと思いました。無気力、常に否定的、逃避傾向のある児童に効的なアプローチはどうしたらいいのか、課題はまだまだたくさんありそうです。
まずは、存在承認だけは忘れずに子どもたちと関わっていこうと思います。またいろいろ情報共有したりできたら嬉しいです。

 

・今回の研修を受けるにあたり、少し緊張しつつ、構えるような面持ちで参加していました。しかしいざ研修がはじまり、桑原先生の話口調や雰囲気で、緊張していたこころもちが緩みました。脳科学に基づいた私たちの感じ方、意識、無意識などのお話を聞いて、相手に伝えたり話すときに注意することが、よくわかりました。
私は、養護教諭になって24年が過ぎました。学校の保健室に求められることが増え、その中で保健室は癒しや安らぎの場として、そして、その部屋にいる私たちはすべてを受け入れ包み込む大きな心を持つことを要求されているように感じます。これら求められていることがすべて間違っているとは思わないけれど、どこかしっくりこない感覚がありました。
桑原先生が冒頭でお話されていたことが、私が感じていたことと似ているなあと思い、とてもひきつけられてお話をきくことができました。
ゆっくりかかわらないといけない子ども、問題行動をおこす子ども、たくさんの課題をもつ子どもなど研修でお聞きしたアプローチの仕方などを参考にさせていただきます。このたびは、ありがとうございました。

 

・初めに桑原先生から、受容と共感だけではダメ、という言葉を聞き、スッと自分の中で納得できました。今までの自分は、保健室=癒しの場という価値観を持っていました。子どもの話をとことん聞き、心が晴れ、笑顔で教室に戻さなければいけないという気持ちが強かったように思います。桑原先生のお話を聞き、子どもの可能性を信じることの重要性に気づきました。「この子は大丈夫」という支援者の思いが、自分には欠けていたように思います。すべて自分が導いてあげなくても、人間には可能性があるのだから、これからの対応では子どもの可能性を信じて、子ども一人一人が持つ力を引き上げることができるよう支援できたらと思います。体験型のワークもご紹介いただき、すぐに保健指導で活用したいです。桑原先生にもっとたくさん教えていただきたい、という気持ちになりました。本当にありがとうございました。

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