【自己肯定感を科学する IN徳島 感想 T先生】
徳島の自己肯定感の研修に三重県から参加させていただきました。
研修後、翌日から早速、登校渋りで保健室にやってきた3年生と6年生に「やってみる
?」と声をかけてみました。
楽しいイラストのせいかすぐに関心を示してくれました。
普段自分のことを語らせるのには時間がかかりますが、〇〇レンジャーという形で客観的に自分を見ることができるためか、じっくり考えながらも、たくさんのことを話してくれました。
昨日、3年生児童への実践。私も初めてのことで、問いかけの仕方に不安を感じながら、
前日の講義を思い出して、まず、「このレンジャーがいるってどうして思ったの?」と
いくつかのカードに対して質問しました。
すると、1つ1つのレンジャーを選んだ理由、自分の行動を教えてくれました。
「そんな姿もあるんだね」「先生も同じようなことしてる。一緒だわ。」「いろんなレンジャーがいるね」などと話しながら進めました。
そして「この中で一番たくさんいるのは?」と聞きました。
「泣き虫」「わがまま」「おこりんぼう」を選びました。
朝の母親や担任への態度だと言いました。
「もっと増やしたいレンジャーは?」と聞くと、自分の中にあると選ばなかった
「立ち直りが早いんじゃー」を輪の外から持ってきました。
講座で聞いていたのとは違う、想定外の動きに一瞬「えっ?」と思いましたが、「そんな風に思ってるんだね。」と言って終わりにしました。
面白かったのは、その後「じゃ次先生ね」と、私もカードを選ばされ、
「この中で一番好きなのはどれ?」「どうして?」などと質問されるという展開になったこと。
私の最初の実践は、
もっと良いアプローチの仕方があったのではと思いながらも、彼女がじっくり考えている姿を見て、しっかり自分に向き合っていることを感じることができました。
そして、支援者のストレスも軽減されていることも実感しました。
本日行った6年生は発達に課題のある児童なんですが、進めていくうちに、イラストに思考が流されていることに気が付きました。
例えば、「ていねいにやれるんじゃー」・・・床についている飼い犬のウンチを掃除できるから、など。
その子の特性に合わせて、配慮すべきことがあると思いました。
これから試行錯誤、思考錯誤してみます。
だらだらと、思いのたけを書いてしまい、申し訳ありません。
それほどにカードの可能性に期待できた2日間で、感謝の気持ちを伝えたくなりメールしました。
私は本当に怠け者なので、思考を続けることが大変な試練なのですが、頑張りたいと思います。
今年50歳。人生の折り返し地点。
まだまだ学び続けなければ!徳島まで行った甲斐がありました。
充実した学び、気づきに感謝いたします。ありがとうございました。
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