8月下旬に、神奈川県の私立の中高一貫校で教員研修をさせていただきました。
養護教諭の先生は複数配置で、お二人とも保健室コーチングの受講生です。
ご縁がつながって講演に読んでいただきました。
問1:今回の研修に対してどのような印象をお持ちですか?
大変有意義・・・23
有意義だった・・・10
まぁまぁだった・・・2
物足りない・・・0
非常に不満足 ・・・0
問2:本日の研修の内容で、特に印象に残っている内容はなんですか?
・五感にも優位がある。
・正論より心が動くかどうか。
・それぞれの認識方法の違い(VAK) 教員としていつまでも学び続け、成長し続けることの大切さ
・タイプ別のコミュニケーションの特徴や違いについて
・否定的意見を発言する生徒が、否定的な考えから抜け出せないという部分は、新たな発見でした。
・VAKに関すること(多数)
・自分の行動パターンが「K」だったこと。
・A V Kとタイプが違うというのは、今まで「何で上手くいかないんだろう」と思う気持ちの答えをハッキリ教えていただけて、大変印象に残っています。
・自分のタイプの見極め。
・人間の個性を視覚優位、聴覚優位、体感優位の三つに類型化して捉えて、その特性と相互に起こりうるコミュニケーションの問題を解説していただいた箇所は、大変興味深いものでした。
・話し相手のパーソナリティー(v,a,k)を理解することがいかに大事かを分かりやすく教えていただけたことです。
・VAKの考えによる付き合い方が新鮮でした。
・Kinesethic type に対する誤解
・脳科学の観点から、視覚優位タイプ、聴覚優位タイプ、体感覚優位タイプに分類できるというお話が印象的でした。私は視覚優位タイプなので、他のタイプの方に、また生徒たちに自分のペースを求めないよう心がけようと思います。
・聴覚優位・視覚優位などの特性。グループに分かれた際、笑ってしまうほど発言その他に差があって驚きました。脳の特性を変えることはできなくても、それぞれの特性があると知った上で人と接することができればと思います。
・VAKのチーム分けをした時に、自分はKだと思っていたが、どうやらAの部分もあるということがわかった。
・本当の優しさとは? 事実と解釈を混在させてしまうことからくる責任転嫁 大脳生理学に基づく(とおっしゃられていた)認識のクセ(VAK) その他、お話全般が印象に残っています。
・視覚、論理、体感と3つのグループに分けるところ。
・思考・行動の3パターン
・脳科学のAVKの分類です。聖園には「K」に分類される生徒が多いように感じています。参考になりました。 自己肯定感の部分も、陥りやすい勘違いもあるので、参考になりました。しかし、結局自己肯定感とは何なのかが分からなくなってしまっているのが現状です。
・遅刻しないようにしよう。という言葉は、遅刻をイメージしてしまうように、否定の言葉の能への影響。
・褒めることは、脳にとって受け身も能動もないこと。
・コーチングは1回では終わらないという点も印象的です。どうしても効率を求めてしまいがちなので、何度も繰り返し同じテーマの指導をすると、自分の指導力を疑いたくなってしまうことが多いです。少しずつ目標に向かって進んでいくことが、生徒たちにとって必要なことという意識を自然にできるようになりたいものです。
・教師になろうと思った理由や生徒に一番伝えたいメッセージなどを考えたことで、忙しく普段あまり考えることができていなかった、理想の教師像やビジョンについて見つめ直すことができた。
・生徒が見ているのはその先生が発した言葉ではなく、その人が生徒をどう扱っているか、という言葉がとても刺さりました。 自分のなかでは、生徒にレッテルをはるような表現、評価を下す言葉を伝えないようにと意識をしていても、自分の本心は見透かされてしまうのだということを昨年感じたことがありました。今回の研修を通じて、【この子は可能性がある子】という気持ちをもって向き合っていきたいと思いました。
・どの理論についても、例え話やワークを先に置いてくださっていたため、実感しやすかったです。そのお話のされ方が、いちばん印象に残りました。
・教師を志した理由を問われたところ
・「人生は自分次第」
・脳に届きにくい、届きやすい話し方
・「情報処理システムの違いがコミュニケーションミスを起こす」です。
・ほめる時 、叱る時と脳科学
・無意識のコミュニケーションへの影響
・「潜在意識は自分と他人を区別できないので、プラスの発言をした方が良い」という話も参考になりました。漠然と感じてきた、「いいことを口にしていた方が、何事も良い結果になる」ということが裏付けられました。
問3: 本日の研修で、学んだ内容を現場でどのように活かしていきたいですか?
・生徒とのコミュニケーションや教員同士のコミュニケーションなど、様々な場で活かしたいと思います。
・生徒の持っている考えや良さを引き出すために活かしていきたいです。
・VAK理論は、Kの生徒への偏見をなくすだけではなく、それぞれの特性に応じた効果的な学習方法の提示にも利用できると感じました。たとえば、Vの生徒ならば写真や図を多用する方がいい、AならばCDを聞いた方がいい、Kならばたくさん書いて覚えるのが得意、など。 また、絶えず自分自信の人格を見つめ直し、本当の意味で子どもたちの成長に繋がっているかと問いかけ続けること、学び続けることをしていきたいと思います。
・生徒とのやりとりをする際の言葉の選び方を上手にできるようにしていきたい
・日頃の声がけや面談等に活かしていきたいと考えています。
・もちろん、生徒とのコミュニケーション
・生徒に対する本当の「優しさ」は何なのか気づくことができた。 実際に生徒と接するときに、生徒にとって一番必要なことは何かを考えながら指導をしていきたい。
・生徒にいろいろな行動パターンの生徒がいることを踏まえて生徒と対応したい。
・言葉がけのしかたについて、知識として理解していたものは多かったのですが、実際に【察しの悪い先生】として生徒の言葉を引き出していく言葉がけを実践する難しさを日々実感しています。 それは、自分自身の不慣れさと教員同士の会話に起因しているのではと考えました。ついつい職員室の雑談のなかでも、生徒のことについて【レッテルをはる】ような会話をしてしまいます。私たちが思う、【良い生徒】についてはまだしも、いつも手のかかる【難しい生徒】について、○○さんだから××であるという飛躍したレッテルをもって言葉に出してしまいます。 きっと、普段私たち自身が出す言葉で、自分たち教員の脳もそう思わせているように思えてなりません。 今回の研修で、教員全体でで言葉がけについての共有ができました。私自身の生徒への言葉がけが良いものかどうか、先生たちにアドバイスを頂きながら、間接的にでも教員の言葉がけを意識する職員室文化をつくりたいです。
・生徒が抱える様々な問題に対して、いわゆる寄り添う気持ちは保ちつつも、同一視ではなく客観視することを忘れないでいようと思います。
・「ケガのないように気をつけて…」は、よく言ってしまうので、気をつけたいと思います。
・授業の雰囲気作り。自分の思考の持ち方など。
・日頃の授業や生徒指導で。
・生徒との面談や声かけに活かしたい。
・先生方が生徒指導で悩んでいる時、先生方の発している生徒への言葉をよく聞いてアドバイスしてみたいです。
・生徒の意思表明を待つ、または、引き出す問いをしようと思います。 生徒の答えを先回りして、言わないよう
にします。
・「絶対この子は大丈夫」と思って、毎日生徒と関わりたい。
・チャンスあるごとに挑戦したいです。
・日頃の会話(発話や相手に応じた話し方) 面談時の問答
・授業や部活ですぐ出来ないと言う生徒に対しての声掛け時に今回の研修で学んだ事を活かしていきたい。
・生徒が勉強不足で点数がよくなかった時、新たな目標を設定する時の手助けに 、普段の声かけに 、自分のビジョンの再確認に
・言語を扱う教科を担当している分、どうしても言葉や文字を通じたコミュニケーションを重視してしまいがちです。日々接する生徒の中には言語化に時間がかかるタイプもいるのだということに留意して、授業を展開していきたいです。
・教科指導や部活指導でコーチングのこつを試してみるつもりでいます。 例えば、「テストの点が振るわない生徒に、どのような勉強をすれば点数にあらわれるかの作戦会議をたてる。」など。
・生徒対応などでの、自分自身の言葉かけや認識に生かしたいと思います。 間違っても、他者分析として誤用しないようにしたいと思います。
・思考パターンに応じて生徒の話を聞きたい
・クラスや部活指導で生かしていきたい。
・面談の際、 ついつい待ちきれず、察してしまうことがあるが、 今回の研修を参考に、コミュニケーションをとっていきたい。 また忘れかけていた熱い思いを思い出しながら、学級経営していこうと思います。 ありがとうございました。
・生徒との付き合いに活かしていきたいです。
・生徒への声掛けやアプローチを振り返り、より良い形にしていけるのではないかと思います。自分も含め、生徒を追い詰めている声掛けをしている場面が聖園で散見されますので、改善につなげていければと思います。 逆に気になったのは、研修最初の「教師としてのコアコンセプト」の部分です。聖園は私学なので「学校の理念」が公立と比べて強く意識しなければいけないのですが、その視点が抜け落ちてしまっているような気がしました。今でも聖園の方針と合わない学級運営がなされているクラスは多々ありますが、それを助長してしまわないかが気になりました。
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