今年、4月に、養護教諭としての最後の転勤をしました。
自分の周りの環境がガラリと変わり、1学期は、只々慌ただしく、目の前の仕事をなんとかこなす毎日でした。
学校が変わったこと、一からのスタートなんだから
・・・それを、言い訳にして、停滞している自分がいました。
今まで学んできたはずなのに、思いを持って人と関わってきたはずなのに、
いざ何かを始めようとすると、
「受け入れてもらえなかったらどうしょう。」
「新しい職場で、受け入れてもらえるのか?」
「どう思われるのかな?」
「私のことうけいれて~」
「ホントにできるの?」等、
不安な気持ちがむくむくと大きくなり、前に進めませんでした。
新しい学校で、新しいやり方で、保健室コーチングを広げていくという目標を見失っていました。
過去の思考のクセ、人によく思われたい、
受け入れてもらえないなら、言うのをやめておこう。
忙しそうだから、大変そうな様子だから、言うのをやめておこう。
相手の気持ちを勝手に察して遠慮していました。
まさに、1学期の私は、借りてきた猫状態、遠慮の塊状態でした。
今までのやり方だけでは、いけない、もうひとまわりもふたまわりも成長し、
ぶれない自分になるために、再受講を決めました。
1学期末に、自己申告・教員評価シートに、
「保健室コーチングの理論を取り入れた指導を考え実践する。」と書きました。
言葉は実現化する。って本当ですね。
教育相談の新しい方法を提案すると決めた途端、
講座の1日目に、
「職員会議に提案をするワーク」で、みんなの前で伝える機会があり、
教育相談のあたらしい方法についての話をしました。
しかし、提案する中で、
話を聞いてくれる人たちが、否定的な言葉や反応をするたびに、
私の心はブレブレになり、言葉をなくしてしまいました。
状態管理をし、シンプルに伝えると決めて話をしたら、
言葉や態度に反応することなく、話をすることができました。
状態管理をする。
本来の自分が本来の相手に話をする。
シンプルに伝えたいことを伝える。
等…これまでも何度も学び、何度も体験しているのに、
頭で理解しているだけで、
体に落とし込んでいないことに気付くことができました。
また、具体的に提案したいことについて、伝わるための思考法を学び、実際に言葉にして、
考えられたことは大きな学びになりました。
また、受講生のみんなの意見を聞けることは、ありがたいことでした。
同じ思いを持った仲間と、学べることは、お互いを高める良い時間になります。
自分だけでは、気がつかなかったことにきずかされたり、ほかの人の話を聞きながら、そういう考えもあるのかと考えさせられたりしました。
決めてやる。チャレンジすることが大事。
と自分に言い聞かせ、第2講までに、脳みそをフル稼働させ、
自分の言葉で、表現できるよう宿題に取り組みます。
自分の可能性を信じ、人と比べることなく、自分らしさを追求しようと思います。
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