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受講生の声

学べば学ぶほど、動きやすい身軽な私になっていく感覚です

【ハートマッスルレジリエンスコーチ養成第1期  コースを終えて①

ハートマッスルレジリエンスコーチ養成第1期を修了された 静岡県の高校養護教諭のH先生がコースを通しての気づきや感想を書いてくださいました。若いH先生は、ベーシック受講の時から、常に自分と向き合って、納得するまで徹底的に自分と向き合うという方です。

今回も「怖い」を乗り越えて、ひたすら学び、気づき、人とかかわり、成長されました。

 

【気付きと感想】

半年間ありがとうございました。私にとってレジリエンスコースを通して最も大きな学びは「自己受容・自己信頼」でした。

 

(1)ありのままの自分を受け容れる

 

レジリエンスコース受講当初は「こわい」という気持ちがありましたが、最終講にはなくなり、

本当に心から安心して存在できる、という体験をさせていただきました。

 

受講当初はただただ「こわい」という感情があり、緊張なのかな?と思っていました。

振り返ると、他の受講生と自分を比較し共に受講することへの恐怖でした。

 

周りはすごい、その中で自分が学ぶことへの恐怖です。

また、今思うと受講理由も漠然としていたように思います。

 

2講、3講とすすむ間に、日常で起こる様々なことについて立ち止まって考えるようになりました。

小さなことですが〈好きな人から連絡があってもなくても私の価値は変わらない〉など、

 

自分の感情が揺れた時に、一つ一つ振り返り、

「そうか、レジリエンスが低い、高いはこういうことなんだ」と自分の経験を通して自分の学びになっていきました。

振り返った時に、自分の中で腑に落ちないことはそれを次の講座に臨む課題として、受講理由がどんどん明確になっていきました。

 

第3講後、あるあるレンジャーからニューロロジカルレベルを考える復習をしました。

スネ夫レンジャー、子泣きじじいレンジャーの2つを名付けました

(講座の中で面白くない、真面目すぎると姫先生に突っ込まれたのも表面的な私だったなと思います。自宅ではとにかく〝自由に〟考えました)。

 

どちらからも

「ちょっと投げてみて、期待していた反応が得られない→相手に拒絶されるのがこわいから自分から関係を切りにいく」

というパターンを発見しました。

 

また、日常の出来事から「すごい自分でないと価値がない、必要とされない」というプログラムを意識化しました。

無意識から意識に上がってもすっきりはしませんでしたが、

【どんな自分も自分/等身大の自分を受け容れよう】と決めて過ごし、

最終講は【すごくなくてよい。ありのままの私/等身大の私で存在しよう。】という目標を立てて参加しました。

 

最終講は本当に気持ちが楽でした(講座自体はたくさん考えて苦しかったです)。

最後にペアをしたMちゃんから「ほんまにかわったよな。最初はびくびくしている感じがしていた。今は自信があるようにみえるよ。」

と言ってもらいました。

今なら「自信はないけどやる。」と言えます。

 

約1年半前、保健室コーチングベーシックコース第2講で

「年上の人に気さくに話しかけるなんてできなかったけど、一緒に学ぶ仲間としてがんばります。」

と訳の分からない宣言をしたのを懐かしく思いました。

 

当時、年上の人を「~ちゃん」と呼ぶなんて考えられませんでした。

でもそれは、絶対的な経験が足らないすごくない自分を肯定するために、年上だから、と自分で盾をつくっていたのかなと思います。

「他者を敬う」気持ちを履き違えていました。

 

年齢や経験ではなく、どんな相手も信頼して関わる。

そのためには、まずは自分自身を信頼すること、ありのままの自分まるごとを受け容れること、

ここがすべてのスタートであることを、気持ちがいいくらいに痛感しました。

 

第4講で「K(体感覚優位)の自分を認めたら?」と姫先生がずばり刺してくださった時、

頭のなかは「???」だらけでした。

それまで、

「A(聴覚優位)です!」と言い切ることに違和感は持っていたし

「K」もあるなと思っていたけど否定している自覚がありませんでした。

 

グループシェアの時にV(視覚優位)やKの人から、「Kのスイッチは分かるんだけど、Aってどうやって切り替えるの?」と聞いてもらった時に、

「言葉を聞いたらすぐに脳内検索をかけて、方程式に当てはめて、口から言葉を出している自分」

に気づきました。以降、自分の身体の感覚をじっくり聞こう、言葉にしていこうと、決めました。

 

私としてはKを否定していたなんて、恥ずかしいし苦しいし向き合いたくない自分ですが、

それを受け容れると思った途端にすごく身体が軽くなった感覚がありました。

 

(2)ビジョンを持って、計画的に取り組む

保健室経営計画や指導案作成について学び、行き当たりばったりではなく、いかに計画的戦略的に取り組むことが重要か再確認しました。

これまでにも県の研修などで保健室経営計画については研修を何度も受けていましたが、今までの私の実践は、常に場当たり的であったことを痛感しました。

本当にこれを感想に書くことすら恥ずかしいのですが、

昨年度、様々なコース(ベーシックからトレーナーコースまで)を同時並行で指導される(指導内容を分けている)姫先生を

ただただすごいなと思っていました。

 

姫先生から学び続けて、今回その先生から計画について学んだことで、

〈姫先生は、ビジョンや計画があっての指導〉、〈私には計画がなくその場その場の指導で終わっていたんだ〉

ということがよく分かりました。

 

1年間を見通した指導計画を立てること、育てたい生徒像を明確にすること、私自身が養護教諭として3年後5年後どうありたいか見据えることを、現在新年度に向けて取り組んでいます。

 

本当に学び深い、気づきの連続の半年間でした。

学べば学ぶほど多くを学んで大きな自分になっているのではなく、動きやすい身軽な私になっていく感覚です。

 

何かに気付いた時は、姫先生がおっしゃっている通りに本当にシンプルなことで、

「これだったの?!」と言いたくなるようなことで、

でもそのシンプルさが深くて難しいことを実感しています。

 

さらに、自分の中から発見してスッキリした時に行きつく先は、講座の中で姫先生がおっしゃっていることで

「はぁ、やっぱりこのことかぁ。」と自分のなかで納得します。

 

まだまだ自覚できていない自分がきっとたくさんいますがこの状態の私をまず受け容れて、

私らしさを追求し成長していきたいと思います。

 

すごい自分を目指すのではない。No.1ではなくOnly.1の自分を目指します。

まだまだですが、確実に私自身のレジリエンス力は高まりました。

 

本当にありがとうございました。日常のなかでがんばります。

これからもよろしくお願いします。

 

 

 

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