【保健室コーチングアドバンス東京1期第1講 感想】
元気に「それはすばらしい!」ということで、すばらしいことに焦点がすっと当たり、自分で悩んでいたのがうそのように、
そのことのすばらしい点が湧き上がってきました。脳がしっかりと動いているという印象を受けました。
自分自身で「それはすばらしい!」ということで、自分の中から自分の言葉ですばらしい所を見つけることができ、
とても嬉しかったです。
現場でも簡単に使えるワークなので日常の中でどんどん使っていきたいと思いました。
次にサブモダリティの違いのワークで気づいたことは、本当は今、とても幸せで、楽しくて、それをずっと感じていたいのに、
アソシエイトうまくできないということです。
悲しいことにはアソシエイトできても、楽しいことにアソシエイトするのは難しい。
体がそう覚えてしまっているのがよくわかりました。
なので、楽しいことを楽しいと、嬉しいことを嬉しいとしっかり感じ、表現し、体の記憶をこれから書き換えていきます!
1講終了後は次のような実践をしました。
①3つの未来の体験を5年生の男の子にしてもらいました。
その子は、習い事を5つやっており、1日に2つの習い事に行く日もあって、お母さんが学校にお迎えに来て、
そのまま習い事、途中の車の中でご飯を軽く食べ、帰ってきてからも、またご飯、それから宿題と翌日の準備というような生活をしていて、寝るのはいつも11時くらい。
本人は学校でも家庭でもイライラしたり、疲れを見せたり、運動の習い事を3つもしているのに太ってきたりしていました。
お母さんと話す機会があったので、話を聞くと、自分で「やめる」ということを決めることができないそうで、自分でも辛いことはわかっているのに、やめられないでいるようでした。
本人の問題であるということがわかったので、
休み時間に5分位の間でさっと簡単にA「今のまま習い事を続けた自分」 B「勉強の習い事と運動の習い事を1つずつやっている時の自分」をまずやってもらいました。
すると、Aは「疲れちゃってだめ。」といい、Bは「勉強は1つでもいいけど、運動は1つでは体力が落ちてしまいそう。」
というので、「じゃ、どうするの?」と聞くと、「運動をもう1つ増やす。」「何を増やすの?」「水泳」というので、
C「勉強1つ、運動2つやった時の自分」を体験してもらったら、本人とてもすっきりした様子で
「これが一番いい」と言って帰っていきました。
その後、どうなったかは、まだ聞いていませんが、よい方向に向かってくれることを願っています。
②実践の2つ目は学校保健委員会です。
学校保健委員会では、子どもたちの視力の低下と肥満傾向の子の増加、生活リズムが不規則で睡眠時間の少ない子がたくさんいるので、
そんな点から、「子どもたちの生活と生活習慣病」というテーマで行いました。
私が子どもたちの実態を発表する際に、全員が同じテーマに焦点を当ててほしかったので、「これから子どもたちの実態を発表しますが、このテーマをしっかり念頭に置いて話を聞いてください。」
ということを伝えてから、はじめました。
学校医の先生には事前に、「こんな実態があるので、こういう話をしてください」ということを伝えておいたところ、
内科の先生だったので事前に眼科の先生や小児科の先生にも電話で色々話を聞いてくださり、
先生のご意見だけでなく、専門医の先生からのアドバイスまで受けることができました。
また、担任の先生にも事前にこのテーマでやりたいこと、学級の様子をこの視点で見ていただきたいことを伝え、会の中で実態を発表してもらいました。
当日は、事前に参加していただけるかどうかわからなかった歯科の先生も来て下さり、今年度、保健委員会で力を入れている歯みがき指導についての話もしていただけて、とてもありがたかったです。
本当は、グループ討議までやりたかったのですが、私のエネルギー不足でそこまでやることはできませんでした。
来年こそは、「グループ討議をやるぞ!」と決め、今、学校保健委員会の報告書を作成しています。
それと、今まで学校保健委員会を開催しても、それに対する「思い」というのがあまりなかったせいか、
学校保健委員会の開催後に「感謝」という気持ちはこれまで、あまりありませんでした。
しかし、今回は自分が思いをこめて行ったせいか、
周りの先生方や校医さんなど協力してくださった方々に、心から「ありがとうございました」という気持ちがわいてきました。
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