以前から私は自分の生い立ちやそれに関わる過去の家族関係、そして現在の実家との関わりに対して、負の感情がわき上がりとらわれることがよくありました。
波動の個人セッションでもお世話になり、かなり自由な自分になってきているとも思うのですが、講座の1カ月ほど前からそれにとらわれていて、申し込みの段階から「これに参加したら変われるかな?
でも、行くのもなんだかしんどいな。今の自分、いやだな。前向きな人に会うのはしんどいな。」とためらいながらでしたが、「とにかく、行こう」とたどり着きました。
講座ではときに「姫先生には、すべて見透かされているよな~ はずかしっ」と感じながらも、理論とワークを通して自分自身というものに改めて気づいたことがたくさんありました。
「頭」「心」「体」の整合性の説明のとき、私の「体」の影響はかなり大きいのだなと感じました。実家からの電話一本で過去に戻ってしまい、それから現在とと過去を行ったり来たりして思考がいっこうにまとまらない、何をしていても昔の家族関係をふっと思い出して考えて上の空。
「いつも途中で投げ出していたよな」「いつもこんなふうにいわれていたよな」「いつも比べられてたよな。」なんてことを思っていたのですが、そこに焦点が行ってしまっていたことにもやっと気づきました
。決して投げ出してばかりではなく、やりきったこともたくさんあるわと。実家のことについても、「あのときはあれで、それぞれが精一杯だったんだな」と感じたし、
すぐ他者との比較に走ることも体の記憶故だと思いました。
それでも、そう思えるときと、「でも、やっぱりそれはなかったんじゃない!?」と思ってしまう自分がいるのですが、
それも「だって、ねえ」とデソシエイトして突っ込める自分もいると確認できました。
いつも周囲の声や雰囲気にとらわれてよけいなところにエネルギーを使っていた私でしたが、焦点のマネジメントでのワークのおかげで、
「ほしいものだけを見てそれに向かって進む」という感覚を体感することができました。
あの感覚を思い出したら、ぶれることはないです。
それから、母親役をやったとき、好きな?よい?理想の?お母さんになかなかなれなくて、
「え? ちょっと待ってっ。え? なんだっけ?」って感じだったのですが、
母親への葛藤を抱えての参加だったことも影響したのでしょうか?
あのときは、「それってどんなお母さんだっけ?」と
必死にイメージして混乱するばかりだったのですが、
今思えば、これがありのまま自分、ステキなお母さん、「大丈夫」でよかったのですね。
講座を終えてから状態管理のために、次のことがやっと少しずつ実行できるようになってきました。
・頭と心と体のつながりを意識すること
・体の反応をコントロールすること
・焦点のマネジメント
・時制のマネジメント
・自己をもっと信頼できるようになるため、「決めて、やる」
そうなると、職場でも自然体でいられるのか、不安や疎外感を感じることもなく、相手の想いにあまり影響されることもなく、
自分とは異なる他者と自分を保って接することができています。
ベーシック、アドバンスと学んできて、でも、それを毎日の生活で仕事に生かすことができているのか、
いや、まだまだだ と考えてしまう自分がいたのですが、あまりに小さな変化でも、子どもとの関わりや職員との関わりで変わったことが確かにあるし、
じぶんの中の変化も確かなもの。そのことを大切にしようと思います。
やっと、気づけた そんな感じです。
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