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いろいろな事例に対応できるようになりました

保健室コーチングアドバンスコース関西1期2講 感想

 

アドバンスコースを受講して

「自分自身を支援者として、自己理解をする」

「自己理解なくして他者理解なし」

というところを学び、自分の思考パターンや行動パターンに気づくことができた。

 

無意識の思考パターンに気づき、ずいぶん自分自身の反応を客観視することができるようになった。

 

無意識層の意識化の気づきがあってからの第1講を終えてからは、ホメオスタシスがはたらいたのか、体の変化が大きく、体調の悪い状態が続いた。

絶不調の中、アドバンスコースの第2講を迎えた。

 

第2講では、自分の土台になっているものの大切さに気づいた。

原点回帰となり、健康の大切さ、家族の大切さ、食の大切さ、自分の基盤となっているものの大切さに気づいた。

 

そして起っている現象は、自分が引き寄せているものであり、出来事自体は、無色透明であること、

それを価値づけしているのは、過去の経験からくるフィルターを通した自分であること、起こる出来事の意味を少しずつだが、客観的にとらえることができるようになった。

 

無意識層に大きな変化が起こった今、多くのことに感謝できる自分がいるようになった。

 

アドバンスコースでの学びは、自分自身への大きな気づきと変化が起こる、まさに自己理解のための深い学びであったように思う。

アドバンスコースの第1講を終えて、学校現場に帰ると、

まるで学んだことを試されるかのように、目の前に問題が噴出した。

 

怒りが抑えきれずに、すぐに切れて暴力をふるってしまう子どもとの面談には

ふみふみリフレーミングからのスモールステップを、

環境になじめず学校に不適応を起こす子どもには

人生の魔法のカードからの状態管理とフィジカルアプローチを、

愛着障害から不登校を繰り返す子どもの保護者を含めたケース会議には

8フレームアウトカムからのスモールステップを駆使し、

保健室コーチングを活用して、目の前の子どもも自分も救われたという場面にたくさん遭遇した。

 

アドバンスコースで、きちんと理論に結びつけてワークの意味を学んだからこそ、

いろんな事例に応用できるようになったように思う。

 

せっかく学んだ保健室コーチングが現場でスムーズに活用できるように、

保健室コーチングを可視化することを心がけてきた。

 

子どもたちには、毎月の発育測定時の保健指導で、11月から宇宙人を通しての

言葉のもつ力の話、

人生の魔法の道具カードの使い方、

質問カードの使い方、

自分の中のあるあるレンジャーなど紹介し、

子どもたちがいつでも、すぐに使えるようにしている。

 

教職員には、2月の職員会議で、

脳科学理論を元にした保健室コーチングについて、

質問のもつ力や

メタファーを使うことの価値や

ニューロロジカルの意味や

スモールステップのやり方など簡単に説明したところ、

『また教えてください。』

など反響があり、

興味関心が高まると同時に、やっていることの意味を理解してもらえるようになってきている。

 

保健室に持ち込まれるけがに伴うトラブルについても、

未来志向で「どうすれば、このけがが防げたのか」「これから、どうすればいいのか」を考えさせて、

「今回のことから何を学んだのか」というスモールステップを活用して指導と予防につなげている。

また、幼くして複雑な家庭環境を背負い、育ちの中で深い傷付きのプログラムを持っている子供を目の前にしても、

今まで無力さを感じ、何もできない自分にもどかしさを感じていたが、

保健室コーチングという武器を手にした今は、

「まずはやってみる!」の精神で、

そんな子どもたちが自分の人生を自分の力でよりよく生きていけるように保健室コーチングを駆使して向き合うことをはじめた。

 

日々格闘しながらも、手応えとして感じ、一番やりたかったことなので、何ともいえない充実感を感じている。

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