アドバンスコース1講の後のようす
昨年11月から関わっている保健室登校のRちゃん。
1講前にあった避難訓練で他の児童と同様に避難させ、列の最後尾に並ばせた翌日から1週間欠席。
母親曰く「避難訓練はしょうがないと思っているが、並んでいるときR子の後ろに担任が仁王立ちしていたのがとてもしんどかったようです。」
父曰く「避難訓練は、参加して当たり前。参加できたことはよかった。」
緘黙状態なので、本人の気持ちが確認できず、ようすを聞きたくてお母さんに来室してもらいました。
初めは行けないと断られたのですが、後から電話があり来てくださいました。
「(Rちゃんは)どんな具合ですか?」と聞くと「仕事が忙しくて、たいへんなんです。」
それから約2時間、娘が3、自分のことが7位の割合で、話をされました。
学級担任についても、「同じ教師として許せない。」「子ども理解が浅い。」「どれだけいってもわかってもらえない。」と話すので、
「お母さん、解り合いたいですか?」と突っ込んだり…。
Rちゃんの話をしていても、いつの間にかお母さんの話になって(^_^;)
職場でのあるエピソードを話され、「もうしんどくて」と訴えるので、そのことについてスタジアムビューイングをしました。
「あのときの自分は余裕がなくてピリピリしています。たいしたことないよ、何とかなるよって、言ってあげたいです。なんだか少し楽になったみたいです。」と。
その後、質問カードをして帰られました。
その翌日からRちゃんは登校しているので、お母さん自身の課題の解決が必要に感じました。
今、会話を振りかえってみて、もっと柔軟に質問してみればよかったと思います。
そのときは「どのワークをしようか」とか「質問カードをどのタイミングで出そうか」とかを考えていました。
今になって、あの会話の中に効果的な質問を返すチャンスがいっぱいあったのだと気づき、「あ~、なんてもったいない!私のバカバカ!」と叫びたい気持ちです。
1講でもワークの途中に「ここ、聞いてみたいな。質問しようかな?」と思った瞬間があったのですが、ワークの形式にとらわれていて、できなかったのです。次回からの課題です。
後は、息子に質問カードをしてみたら、しゃべるしゃべる。
すべきことが整理できた自分の課題に再度気付いたといっていました。
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