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受講生の声

手を焼いていた生徒と自然に会話ができました。

保健室コーチングベーシックコース 感想

 

2講を終えてからの1週間を振り返ると「なんていろんなことがあったのか!」

そして「これまでなんて多くの事に気が付かなかったのか!」の連続でした。

 

2講の1日目の8フレームアウトカムのワーク中に「自分の問題を考えていない」と姫先生に教えていただいてから、

魚の小骨がとれないような感じで2日目に参加しました。

 

2日目のワークで質問する側から、一生懸命考えて泣きながら答えている可愛い先生を前に

「で、何が問題なの?」と言い続けているうちに、不思議と自分の問題も輪郭が見えるような気がしてきました。

 

この講座への参加も自分で選んだことなのに、自分は常に何かに依存し、

どこか自分の芯の部分では考えていないと気が付きました。

 

これまではワークは困っている弱った生徒に使おうとそればかり考えていましたが、

 

今回は「これは私の仕事に対する取り組み方に使えるぞ」、

「これは少し形を変え、て生徒に自分の現在の状態確認(実技や勉強)に使えるかも…」と、

 

帰りの電車では不思議とすっきりした気持ちになっていました。

 

翌日さっそく担当する3年生徒が図書室で泣いている、担任もカウンセラーもつかまらないのでお願いしますとの呼び出し。

不愛想で能力は高いが授業に出ない、集団で動けず、脱走癖もあり、いわゆるどうしていいか手を焼く生徒です。

 

生徒の横に座ってどう切り出そうかと思った時に、これまでなら「どうしたの?」から始まっていたのですが、

その時は「私と話したい?」という言葉が口から出ていました。

 

あれ?と自分が思っているうちに、

黙り込む傾向のある生徒が「上手く言えんけど…」と答えてきて「で、何が問題なん?」と言っている自分。

 

「授業戻るかどうする?」と聞くと「戻らんなんけど泣いた顔のまま入れんから、もう少しして戻る」と自分で決め、

落ち着いたら教室に戻りました。

 

これまでなら教室に入る姿を見届けないといけないという感じだったのですが、今回は途中まで一緒に歩き

「今私はこんな勉強をしとるんや。あなたにもワークしようか?」と話したら

「興味あるし今度して。」と言われました。あまりに自然に会話していることに、驚き感動していました。

 

彼女の話を聞いていると一生懸命もがいていることも分かりましたし、

この頃心理学や哲学の本を読んでいると言っていたのでタイミング的に引き合えたのかもしれません。

 

ただこの学びをしていなかったら彼女とこんな時間が持てなかったと思いますし、

本当に「自分は今まで何見てたんだろ?」と「まだまだきっと見えることがあるぞ!」という気持ちになりました。

 

嬉しいこともあり失敗して落ち込むこともあり、毎日形を変えて自分の前に現れるすべての事象に対して

これまでと少し違って、自分を持って相手を受け入れる感じを持つだけで冷静に動ける事を実感する1週間でした。

 

土曜日、国公立大学推薦組の生徒に8フレームアウトカムとスモールステップのワークをやってみました。

 

一所懸命望む状態を考えている様子や「さっそく○○やります!」と帰っていく姿をみて

「よし!私もレポート書くぞ!宿題やるぞ!」と思いました。(宿題は少し時間がかかりそうです…)

 

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