主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌(朱美)です。
今日のテーマは
「去年まで0点だった子が100点取りました!」
です。
5月から始まった保健室コーチング101講座を
オンラインで開催しています。
初めて保健室コーチングを学ぶという方も
すでに、上級クラスまで学んだ方も、参加されています。
担任の立場から受講されているT先生の感想をご紹介します。
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講座で
前回からの振り返りをした時、
子どもたちが
短い間にすごく変わり
成長していたことがわかりました。
毎日をバタバタ過ごす中で、
目に見える変化を
子どもたちも感じているだろうなと
思いました。
確かに宿題を忘れる子どもも
毎日いるけれど、
自分で名簿に〇とつけることで
宿題をやった子は
「今日もできた!」と感じるし、
忘れた子は
「明日持ってきます。」
「今からするので
もう一度プリントをください。」
「わからなかったから、
教えてもらって〇にしていいですか。」
と、自分で言うようになりました。
こちらが忘れた理由を
問いただすのではなく、
「忘れたんだよね。どうする?」
でできるようになりました。
最近は私が聞かなくても、自分で考え
「次にどうするか」を考え
行動できるようになりました。
すると、担任の私も
怒ることもなくなります。
「忘れることって誰にでもあるよね。」
で済みます。
お互いにイライラしないし、
休み時間が
説教でつぶれることもないし、
子どもたちの心も
安定するので
授業に集中できるようになりました。
忘れ物が0になれば
もちろんいいですが、
そこがゴールではないので、
そんな日もあるよねって感じです。
これは一つの例ですが
一つ一つ積み重ねて
学級を作っていくのは大事だと思いました。
前年度、
テストはほぼ0点だったの子どもがいます。
前の担任から
「あの子は家庭がああだから勉強はできない!」
と引き継ぎました。
しかし、その子は、今年になって
60点80点と上がり、先日100点を取りました!
うれしかったです。
本人もはじめての100点!
と喜んいでました!
私が、初めて保健室コーチングを学んだ頃は
質問することに精一杯だった自分でした。
しかし、それを
学級でのかかわりで継続して
やってきていたので
今回のオンライン講座の
質問ワークでは、質問をしながら、
クライアントの顔を
ゆっくりみたり、
質問の間を取ったり、
答えたことに
うなずいて返すことができ
やはり数をこなして
慣れていくのが大事だなと
思いました。
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T先生。
ありがとうございます。
「この子は無理かも」
と他の先生があきらめかけた
お子さんも
T先生がかかわることで
多くの子が
驚くような変化をします。
保健室コーチングの
スキルが素晴らしいから
ではありません。
「何をするか(DO)」
より先に
「どんな状態、どんなあり方で
関わるか(BE)」
が、関わりの質を変える
ということを
現場で実践されてきたからです。
地道にやり続けた人は
深いレベルからの
プラスの影響力を
持つことができます。
人をサポートすることの
本質は
「助けること」ではなく
「相手の潜在的能力を引き出すこと」
です。
そこが理解できると
今、その人の中で
何が起きているのかを洞察し、
必要なアプローチを
かけることができます。
保健室コーチングには
これまでも
担任の先生や
教頭先生、指導主事の先生
保護者の方、支援職の方など
さまざまな立場の方が
参加されています。
立場は違っても
人と人との
関わりで何が起きているのかを
脳科学の視点から
右脳と左脳の両方から
学ぶことができるので
その受講生を
核とした人間関係に
変化が起きます。
関わった人達が
本来持っている
可能性が引き出されることで
そのチームや組織全体に
変化が起きます。
T先生は
今、自分の学級だけでなく
同じ学年の先生
同じ学校の先生にも
影響を広げていこうと
されています。
使っているスキルは
最小限でも
人と人との
関わりの中で起きている
エネルギーの流れと
能力発揮の関係性を
しっかり理解し、実践すれば
だれでもより良い影響力を
発揮することが
できるようになります。
7月からは
保健室コーチング速習コース
https://heart-muscle.com/post-21014/
8月下旬からは
保健室コーチング
ベーシックコースが
開催されます
https://heart-muscle.com/post-21091/
いずれも
対面講座です。
ぜひ、お越しくださいね。
それでは
今日も素敵な1日を!
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