【HMレジリエンスコーチ養成コース3期3講 感想⑤ T2先生 神奈川から参加】
第3講では、ミニ指導「自己肯定感」の模擬授業(全員発表)、
大人のことばがけ、子どものことば(考え方)について、
ターゲットの「不」のまとめ、
共通認識としての授業づくり(グループワーク)などを学びました。
どのミニ授業もそれぞれ授業者の想いがよく伝わる本当に素晴らしいものでした。
その中で、特に感じたことが3つあります。
・ 1つ目は、「飛ぶ」
・ 2つ目は、「決める」
・ 3つ目は、「尊い」 です。
1つ目の「飛ぶ」についてです。
「飛ぶ」というのは、想いが飛ぶということです。
ミニ授業では、
それぞれが伝えたいと思うことのエッセンスが様々な方法と工夫で
発表されていました。
目からうろこが落ちるような、心が揺さぶられるような…
とにかく感動の連続でした。
どの発表も、自分が「いていいよ」と承認され
受け容れられているという実感にあふれていて、
幸せな気持ちになりました。
生徒がこんなあたたかい気持ちになるようなメッセージを
伝えていきたいという思いがあふれてきます。
2つ目の「決める」についてです。
想いを飛ばすに当たり、
自分の心がスッキリ整うよう「決める」ことが重要だと感じました。
そのためには、まず、自分の状態管理が大切です。
講座で、ワークや話し合いを進める中、
何となく引っかかってくるポイントの傾向が見えてきました。
私は、曖昧なところからどう(行動)すればよいのかが明確にならないと
進めないことがわかりました。
これも、自分がどうするか「決める」なんだなぁ…ですね。
さらに、ターゲットの「不」は、私自身の「不」。
その一つが、生徒がもつ罪悪感。
実は私の課題です。
何度も何度も考えて、とっくに完了したと思っていた私の「不」。
ずいぶん前に自分のたわいない一言で母を傷つけてしまったことがあります。
母の罪悪感を呼び覚ますきっかけを私がつくってしまいました。
グループのメンバーから
「それはお母さんのことで、(私のものとは)別の事だよ。」
と指摘されました。
確かにそうです。
わかってはいても、自分の気持ちが許せない、未だにそれにしがみついていました。
とっくに完了したはずなのに…。
気づかせてくれた仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。
弱みをさらけ出せるのも、指摘をできるのも、それを受け容れられるのも、
保健室コーチングという場だから、
安全安心だと信じているから…です。
私の罪悪感は、何かをしない言い訳にしていたこともありました。
でも、ここで気づくことができたから、「決めて」新たな一歩を踏み出していきます。
3つ目の「尊い」についてです。
最近、生徒が落ち着かないことも多く、保健室もバタバタすることが増えています。
「なんだかなぁ」と愚痴も言いたくなるのもしばしばです。
そんな折、メンバーから小学校での子どもの様子を聞くうちに、
どの子も一生懸命がんばっている、
それを問題として扱ってしまう大人の視点に気づきました。
私が視点を変えると子どもの見える姿は変わります。
子どもたちの存在は本当に尊いと感じました。
どの子も尊いと思うと、不思議なもので、
予想していたメンバーが次々に保健室に来ましたが
どの生徒も用事だけ済ませてすぐに教室に戻ったり、
保健室で自習を始めたり、会話も和やかで、
いい顔見せてくれてホッとしたよ♡と
私も幸せな気分を味わっていました。
こんな気持ちを思い出させてくださった皆様に感謝します!
たくさんエネルギーをいただきました。
フル充電になりました。
これまでは私が決めていなかったり、別の想いを飛ばしていたんだなぁと思いました。
「人は扱われたようにふるまう」の言葉どおり、
いろいろありますが、
私が生徒をそのまま受け容れていることが根源なのだと感じました。
これを周りの人たちに伝えていきます。
第4講が楽しみです。
それまでに今回感じたことを実践していきます。
ワクワクします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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