2018年7月14日15日16日の3連休、
北海道札幌市で、保健室コーチングベーシックコースを開催しました。
本来は2日間×3回のコースを
北海道では、3日間×2回で開催することにしました。
北海道は、24~26度! 過ごしやすくて暑がりの私は、本当に助かりました。
さて、保健室コーチングベーシックコースは、
単に「個別対応スキル」を学ぶわけではありません。
コーチングというスキルを学ぶわけでもありません。
人間理解を深め、子どもたちやそれにかかわる大人たちの「生きる力(レジリエンス)」を高めるための
総合的な学びです。
『ネガティブな人間はいない。
メンタルが弱い人間もいない。
ただ、その状態になってしまうような
ことばと脳の使い方をしているだけ!』
保健室コーチングでは
保健室や学級で子どもたちの問題や悩みに対応する際に
心理という視点だけでなく
脳の科学、エネルギーの流れという点から
その子の課題をとらえます。
その問題の解決という「点」の対応ではなく
その問題に向き合うことで、その体験を
生きる力に変換していくのが、
保健室コーチングの大きな特徴です。
受講者自身が日常的に困っていることも
題材にしながら学びを進めていきますので、
個別アプローチの対応力だけでなく
保健指導力の向上・交渉力・同僚や上司、保護者との対応力も
総合的にUPします。
コースに参加される受講生は
旅費と受講料を自己投資して
本気で何とかしたいという想いをもって参加されています
その思いのある方が集まってくださっているので
やはり資格コースの学びの場は
学びがぐんと深まります。
今回も、3日間の間に、
さまざまなチャレンジもあり、
気づきも学びも深まりました。
■現場の事例とリンクさせながら脳科学理論を学ぶ
理論は現場のあるあるなどを事例にじっくり学びます。
■話し合いやフリートークがいっぱい!
受講生同志のかかわりで、話し合ったり
ワイワイガヤガヤ!基本は、「楽しく学ぶ」
脳が一番喜ぶ学び方を提供しています。
■理論を体で実感できる検証ワークが満載
参加者全員が驚愕した
時制がいかに身体やその人のエネルギーに影響するかというワーク
「かわいそうに」とか「助けてあげなきゃ」とか
「過去のことを繰り返し聴き続けること」が
いかに危険かを実感できます。
■楽しいコーチング実習
基本バージョンをもとに、ご本人の生テーマでコーチング演習。
問題を学びに変えるコーチング。
■ラポールの決め手となる観察力のトレーニング
観察力は、対人支援や教育者にとって大切!と言われても、
観察の視点を持たなければ意味がありません。
脳科学に基づいた観察の視点を体験すると
子どもたちの何をどう見ればいいのかがわかります!
■ニュートラルな傾聴と確認質問トレーニング
保健室コーチングンの傾聴トレーニングは、シンプル!
傾聴って、頷きとか繰り返しとかというスキルとして、とらえられがちですが、
ニュートラルであることこそ、大事。
1分間コーチングのワークは
コーチングの質問がいかにパワフルであるかを実感できる
楽しいワーク!
コーチは、相談内容を何も聞きません。
たった一つの質問を続けるだけで
相談者は勝手に自分の課題のための行動を考え出します!
課題をクリアした相談者は、思わずコーチにハイタッチ!
文部科学省が育てようとしてる「主体的思考」って
こういうことなんだと実感できます。
■最終日のシェアで自分の変化を実感
「はるばるフェリーに乗ってやってきた甲斐がありました」
「明日から、すぐにやってみたいと思うアプローチ法がたくさんあって楽しみ」
「状態管理の影響のすごさを身をもって感じた」
「自分のくせに気づいた!」
「ロールプレイが苦手だったけど、気づいたら楽しくやっている自分がいた。」
などなど、たくさんのうれしい感想をいただきました。
後半は10月の三連休に行います!
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