【高校養護教諭 T先生(千葉県)の感想と気づき】
第3講では、保健指導を実際に受講生が発表しました。
他の受講生は児童・生徒役で指導を受けるというスタイルでした。
養護教諭は、決まった時間に定期的に授業をすることはほとんど無いと思います。
私も担任や教科担当者に何時間かいただいて、保健指導をさせていただいています。
ですが、
特別な時間なので私の思いが強すぎて、説明が多くなっていました。
伝えたいことがたくさんある。
それは、誰もが思っているけれど、詰め込みすぎても意味が無い。
2期生には、一般教科の先生方も受講されています。
普段から児童生徒の前で話をされている方々は、話し口調も上手で、
何より子ども達から出てくる言葉・意見を吸い上げて、指導に持ち込んでいるのだなぁ~と思いました。
「習うより慣れろ。」そんな諺が頭に浮かびました。
また、保健室コーチングでは、脳科学の特徴を学び、その中で「空白の原則」を勉強しました。
子ども達に質問で投げかけ、空白を作ることを保健室コーチング受講者だからこそ、取り入れなければならないのに、
ついつい知識の詰め込みをしている授業案を作っていたと、反省しました。
①質問を投げかけて、自分のこととして考えさせる。
②子ども達から発せられる言葉をうまく使って授業に持って行く。
③言葉もシンプルでわかりやすく。
④何よりも楽しく。
以上のようなことを心がけて、授業を作っていきたいと思いました。
授業者が導きたい方向に指導案を考えがちですが、聞く側の気持ちになって組み立てていきます。
この講座は再受講ですが、1期の時とはまた違ったコンテンツでとても勉強になります。
さらに、全国から養護教諭だけでなく、教諭の方も参加され、刺激は大きいです。
保健室コーチングベーシックコースには、男性の受講者もいらっしゃいます。
今後、ますます保健室コーチングの輪が広がり、いろいろなアイディアが生まれるだろうと思うと楽しみで、ワクワクします。
多くの受講者が頑張っていることを励みに、自分も自分なりに頑張ろうと思います。
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