保健室コーチングアドバンスコース中国1期第2講で下関に来ています。
広島、山口、佐賀、熊本など、西日本を中心に養護教諭の先生が参加されています。
アドバンスコースでは、ベーシックコースで学んだ基本的なアプローチ方法を
脳科学的な理論をもとにさらに深め、応用的な使い方、応用の仕方なども学んでいきます。
第2講の1日目は、コーチングの手法を「タイムライン(過去、現在、未来という時間の流れ)」でとらえなおします。
そして、それぞれが無意識にもっているタイムラインのイメージは、全く違ったものがあり、そこのことが、自分の思考や行動に影響を与えていることを、体感します。
それぞれが、持っているタイムラインが、自分の行動にどのように影響を与えているかという説明では、みなさん「まさにそうです!」と、びっくりしていらっしゃいました。
(計画が立てられない・立てても実践できない・見通しが立てられない・過去にこだわる・未来のビジョンイメージがわかない・・・)など。
しかし、そもそも潜在意識には「時間の概念」というのは、ないのです。
つまりは、その人が持っている時間の概念とは、「イメージでしかないのです」
「事実や真実は変えられないけど、イメージは変えられる」
というのは、NLP心理学や脳科学の大切な概念です。
とうわけで、各自が持っている「タイムライン」を動かしたり、サブモダリティ(五感の質)を変化させて、その人が行動しやすくしたり、思考パターンに変化を起こしたりするワークをしました。
このワークもまた、受講生さんから
「うわ。感覚が全く変わった!不思議」
「だから、計画できなかったのか!」
「こんなに過去を握りしめて生きてきたのか」
「あ、イメージを変えたらすごく楽になった」
と、驚きの声が上がっていました。
ある受講生さんは、「明るい未来が真っ正面に来たら、怖くて受け入れられない!」
と、苦しそうでした。
そこで、ちょっとした宣言で状態を変えてもらいました。(これ、企業秘密ね)
すると・・瞬時に変化が起きます。
「あ、大丈夫です。明るい未来も、怖くないです。」
人間は、自分が無意識に持っているイメージに、思った以上に影響を受けています。
保健室コーチングには、無意識に持っている様々なイメージを
意識に引き上げるワークをします。
保健室コーチングは、「想いの科学」も取り入れていますので、
表面的に見えるイメージを変えるだけでなく、その奥にある「無意識の宣言や想い」の影響も同時に見ますので、
NLPの手法だけではうまくいかなかったり、ものすごい時間がかかるものも、「想いの科学」による宣言などで変化を起こすことができます。
保健室や学校で活用する場合は、このワークをどんな場面でどうすればいいのか?というお話もさせていただきました。
保健室は、心理療法の場ではないので、教育という視点からの活用が必要です。
ただ、受講生としては、無意識のイメージがこんなに影響し、自分のからだに染みついた「X=Y」が、いかに自分の可能性や生きづらさを作っているのかを知っていただくために、かなり深いワークをします。
自分が身を持って体験し、心が動いたことでなければ、相手の気付きなど引きだすことはできないからです。
2講1日目は、他にも、保健室や教室ですぐに使える手法を理論とともに学びました。
詳細は、また、ブログでご紹介していきますね。
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