保健室コーチングベーシックコース名古屋4期2講 感想
あれほど自分が「とぶ(なくなる)」とは思っていませんでした。
まわりの情報を読み取り、多くの情報を取り込んでいくことは、いいことだと思っていました。
賢く生きるための手段であると思っていました。
でも、そのために、度々自分が混乱に陥ることも自覚していました。
ただそれは、私には処理能力が足りないからだとも思っていました。
例えば、保健指導など何かの実践をする際に、「○○をしたい」と最初は思うのに、
次の瞬間には、「できるかな」「うまくできないかも」という自分への不信感が浮上し、
「みんなやっているのに」「負けたくない」「やらなきゃいけない」という焦りに変わり、
指導内容を考える時には、
本や雑誌、研究の実践紹介などを手当たり次第に探し、そのたくさんの情報の中から迷いに迷って
少しずつピックアップしてつなげて指導案を作るという
心ここにあらずで作業をしていました。
その時にはもうすでに、自分がなぜその指導をしようと思ったのかなんてとっくにどこかへ行ってしまっているので、
何を目指しているか分からず、計画を決めるのに時間ばかりかかり、
さらには最初の指導をしようと思った動機までも参考文献に頼って上書きするという状態でした。
まさに、本末転倒なのに、なぜもやもやしているかがわかりませんでした。
自信が持てず、担任の先生に話を持ちかけるのにも躊躇してなかなか前に進めない。
身動きがとれない。
やっと実践につなげてもしっくりこず、地に足がついていない実践。
それをレポートや論文に書いても自分の実践だと感じることはなく、
軸がぶれぶれなままノルマをこなしているだけというもやもやの消化不良の状態でした。
こんなに時間をかけてがんばっているのに、何かが足りない…。
今回のベーシックコースは、こんな状態をすっきりさせたい、楽になりたいと思って臨みました。
第1講の後は、仕事だけの問題ではなく、自分の問題としっかり向き合う必要があるなと感じていました。
仕事の面では、今日は何が起こるかな、とちょっと楽しみな気分で通勤できるようになりました。
今回の第2講では、1日目に自分がとぶ(なくなる)瞬間を実感し、
2日目には、「宝物を手に入れる」ワークで、私は自分を信じきれていないことがよくわかりました。
そして、自分の迷いや混乱は、すべて自分の自信のなさからきているんだなと気づくことができました。
思い返してみると、私は、常にたくさんのまわりの情報を取り込み、自分なりに取捨選択してそれを整理することで
自分の考えにしていました。
情報を整理する時に考えているから、自分の考えがあると錯覚していたようです。
でも実際の私は、その考えすらも、人に話しかけられたり、触れられたりした瞬間に、
自分がなくなることに気づきました
(これが「とぶ」ということだと今回よく分かりました)。
自分を無にして、人の考えを使って自分を取り繕うことが上手になっているだけで、がない。
だから仕事でもプライベートでもぶれるんだ!と納得しました。
今までなら自信を持つためにどうしたらよいかわからないという暗い気持ちになっていましたが、
今は、「未来の椅子」のワークの中で、「決められる自分」、「最後まで自分を信じて実践する自分」をイメージできたことで、
自分は変わるんだという前向きな気持ちでいられます。
ブレインジムの『PACE』では、体がとても軽くなって明るい気分になり、
気持ちのよい安定感を実感したので、毎日続けようと思います。
そして、安定した自分を手に入れ、自分を信じ、「今、この瞬間を生きる自分」で、養護教諭として子どもに接したいと思います。
家に帰ってからとか、翌日によく考えるとこうだなあ、と思うということは、
まだまだこのコーチングのセミナー中でさえも自分がやや「とんでいる」状態なのかもしれませんが、
必ず変われると思える安心感があります。
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