保健室コーチングベーシックコース名古屋4期 感想
9月下旬から始まった保健室ベーシックの6日間が終わりました。
長いことお腹痛い、頭痛いなどの症状の下に理由を隠して定期的に学校を休むことをしていた娘(中2)が、
「行きたくないから、行かない」とはっきり公言。この3ヶ月の間に、完全不登校となりました。
(終わった日の夜には、携帯の電源が入らなくなったり 周りで起こる現象化早し)
一見、最悪な状況に追い込まれている我が家ですが リアルな娘との毎日は
七転八倒しながらも本気で自分と関わること、相手と関わることの修業真っ只中です。
娘がサインを送っているとき、つい自分の中学時代とリンクしてしまう私には、辛くなって、
親である自分や昔の自分を自己否定してしまうパターンが連続して起こっていました。
初日に学んだ本当に価値あるもののために自分の脳を使う。
大切な答えのための空白をつくる、学びの土台の話。
意識が出来てコントロール可能な自分の「土台」。
その下にある「メタ土台」には、自分が気づいていないもっと深い理由が在る。
そこを掘り起こすと、自分の本音と向き合うことになる。
怖いけど、掘り起こしたくて保健室コーチングの扉を叩いたのだな・・と今実感しています。
わたしは、養護教諭ではありませんが、一生徒の親の立場から学校と、本気で関わる機会が出来てしまいました。
担任の先生、学年主任の先生、これはまた奇遇だった校長先生や教頭先生(たまたま給食試食会というものがあり)
そしてもちろん、子どもが最初に足を向けた保健室へ。
また、住んでいる市の行政サポートの活用にも足を向けています。
市民は無償で、臨床心理士や学校カウンセラーにお世話になれる機関があることを初めて知りました。
(無償であっていいのか?と疑問もありますけど)
「解決」が目的ではなく、「変化」を起こすこと。感じること。
つい、解決しなければ!!!が、先行してしまう私は息が浅くなり、
感情的になってしまいます。
でも変化という面で観るならば、娘は確実に変化をしています。
娘も母であるわたしの変化を感じ取っているようです。
そうそう、保健室コーチングベーシック中に、忘れられない体験を2つしました。
1つ目。第2講(千葉で受講)
日常の自分と、状態管理をした自分が 娘と接するワーク。
日常の自分は、彼女の出来ていないところを次々に言いまくります。
「お菓子のカラは捨てなさい」「コップは下げといてね」などなど、
彼女の自立のために言ってたわたし。。
娘役だった Iさんが一言。
「なんだかんだ言ってても結局はやってくれそうだからやらなくて言いと思った」と。。。(愕然)
そして、状態管理をした自分が同じ場面で娘に何を言ったか。。
実は、何も声をかける必要はないなと思い、ただ・・信頼して、じっとみてるだけ。
娘役だったIさん。。。
なんと、自ら、片付けだしました。(仰天)
娘を知らないIさんが、娘と同じような態度、口癖まで全く同じでワークが進んだことも、
びっくりな出来事でした。
口では自立のためと言いながら、自立を阻む行為を続けていたこと
(実母が弟にやっている行為を批判しながら、同じ事を自分がやっていた)
娘が自分の意志で動き出すまで、信頼して待つことの大切さ。
2つ目。
第3講(名古屋)タイムラインの発見。 自分の過去を思い出すとき、
未来を思い浮かべるとき 人それぞれに引き出しの仕方が違うことに仰天!
わたしは、過去を思い出すときは、右上に風船のように何個も浮かべて並べていました。
未来は左奥に、並ぶ感じ。コレが何になるんだろう??と正直思ってたら
またまたワーク中に、びっくり!
いつも娘に感情的になってしまうわたしは、右上にある風船を思いのままに引っ張り出していた!
過去もあーだった、こうだった、また~?!自
分の感情炸裂して、目の前の小さな出来事を大きくしてしまう自爆パターンがここにあったことに気づいたのでした。
保健室コーチングベーシック中には、深い気づきから
涙が止まらなくなったり、胸をえぐられるような体験をする方を目にします。
受講中の養護教諭の先生の変化は、お客様(生徒達)の客層が変わったり、
学校現場が変わっていくことを教えてもらいました。
そう、家では、お母さんが変われば、家族が変わるのですよね。本当の気づきって、
無意識レベルで起こるからか、かなり突き刺さります。
深い気づきほど、かなり痛い!でも同時にとっても爽快。
嘘偽りの無い本当の自分、本音の自分と出会えるから。
自分の価値は自分で決めて生きていく、人生が豊かになるはじまりなのです。
保健室コーチング!マジすごいです。
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