W先生(山口)
第2講を受講するにあたってたくさんの宿題が出た。
盛りだくさんの課題と向き合うために多くの時間とエネルギーを費やし、考え、
自分と向き合った。
確かに大変だったし、精神的なプレッシャーも感じたが、
それ以上に考えることの楽しさを味わった1か月半だった。
今まで勉強してきたことの点と点が繋がっていたことを発見する楽しさ、
伝えたいことを何度も咀嚼してやっとしっくりする言葉がひらめいた時の嬉しさ、
そして何より、「今回は自分にOKを出せるようにする!」という宣言どおりにできたこと、
これまで学んできた内容を整理してアウトプットする準備ができたことが本当に嬉しかった。
が・・・、久しぶりに仲間と再会し、宿題がたいへんだったという話題になった時に、
急にヒューンと自分の心が音を立てて萎んでいき、
「楽しいと思ったのはもしかして私の勘違い??きっとみんな、私なんかよりずっと立派に仕上げてるんだろうな、お気軽に楽しいなんて言っちゃった、どうしよう・・・」
と不安でいっぱいになってしまった。
人と比較して自分を卑下してしまういつものパターンが頭を出してきたのだ。
と、こんな感じで始まった第2講は、
徹底的に自分の言葉で表現することを体験させられた。
1日め。
今回の受講で自分は具体は得意だが抽象化することが苦手だということに気がついた。
本質を知り、一度具体化して検証したものを抽象化してシンプルに表現することを学び、
これからは私の表現の中に
「一言で言うと・・・」「つまり・・・」というキーワードを盛り込んで話をすることを意識しようと思った。
初発の講義を聞いた直後に、
「今教えていただいた事を説明できるだろうか・・」ということが頭をよぎり焦りを感じたが、
今回はセンテンスごとに講義で聞いた内容を自分の言葉にしていくというワークがあったことで、
今までの、姫先生思考でまとめられていたことをただ受け継ぐだけの学びから、
学んだことを自分なりにまとめて再構築していく学びへとシフトするように仕組まれていたことで、
頭の中がとてもきれいに整理されたように感じた。
受講生のタイプや実態を踏まえて講座の内容や進め方を変えていかれる姫先生の「人を育てる」
ということへのポリシーというか執念を心からありがたく感じるとともに、
ということを身を持って示してくださっているのだということを感じ、私も気合が入った。
2日め。
宿題で一度考えた内容を再度、仲間といっしょに検証していく作業を体験した。
1分~1分半で、小学3年生に伝えるためにはどんな伝え方をしなければならないか、
まさに、抽象化していらないものをそぎ落とし、シンプルにまとめることと知識と体験をうまくマッチさせることがカギ。
頭をひねり、考えても考えても駄目だしをされ、
また考え直す。
ここでもまた、苦しいけれど楽しい体験ができた
あっという間に2日間の研修が終了してしまった。
3講までにもう一度復習をしたり、現場で活用したりして自分の血肉にしていきたいと思った。
姫先生を始め、スタッフの皆様、チーム安曇野の先生方、本当にありがとうございました。
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