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アドバンスコース修了生から感想と実践報告が届きました。

保健室コーチングアドバンスコース東京1期に参加された T先生が、感想と実践事例を送ってくださいました。

アドバンスコースで、学んだマッピングコーチングや体感コーチングを使って、いろいろチャレンジされています。

さすがは、アドバンス修了生! 原理原則を自在に用いて、いろいろな応用をされています!

原理原則を理解しているからこそ、柔軟性が発揮されているのです!

 

 

【実践事例の紹介】

 

実践1:生徒保健委員会でスモールステップ・マッピングコーチングを活用

中学校の保健委員会で行っている。「明るくキラキラした健康な学校」をテーマに各学年で毎回、目標や作戦をたてている。目標、作戦を図式化したことで、全員が同じスタンスで作戦に挑戦することができる。黒板に向かって考えるより、仲間で頭をくっつけてアイディアを出し合うのもよい。先日、第1弾、3年生がお昼の放送をつかって「しっかり睡眠をとろうクイズ」を発表した。マッピングを使ったことで「やることが明確になった。」「マッピングに書いた通りやっていったら、あっという間にできた。」「みんなで確認しながらできたのが楽しかった。」「(マッピングの方法で)色々なことが整理できる。」などの意見が上がった。それを見ていた1・2年生もワクワクしながら作戦を立てている。

         

実践2:ほけんだより

「脳を科学する」シリーズで発行している。「なぜ目標を立てるのか」「脳の習性」「レジリエンス」に続き、「タイよりマス!」など。生徒に説明する際に「はっきり具体的に肯定的に」を繰り返すことで、生徒の思考も変わってきた。リフレーミングが早くうまくなった。若いって素晴らしい!

「毎回読んでいます。」という保護者の方から「私が元気になってきたみたい。思春期の(自分の)子どもに何だか遠慮している自分に気が付いて、今まで嫌味みたいに言ってきたことをハッキリ言うようにしたら変に反抗されず落ち込まなくなりました。」と。これはものすごい励みになった!

 

実践3:質問カードの掲示(毎日1枚を掲示)

他のメンバーが保健室コーチングLINEグループに紹介していた事例に倣い、廊下に掲示してみた。初め反応が薄かったので、保健便りや口頭でアピールをした。その日の最初に来室した生徒に「本日の質問」を引いてもらい、それを掲示している。なんと不思議なことに、引いた生徒は、例外なく「質問」に答えていた。「脳は空白を嫌う」を実感する毎日になった。ついでに、その生徒たちが、勝手に他の人たちにアピールし始めた。少しずつではあるが、廊下に立ち止って「質問」を考える生徒が増えている。

最近は、カードを引きたいがために、健康観察表を早く提出するようになったクラス(保健委員)もでてきた。その一人、中2の男子生徒は「今までの自分で10年たったとして、何を一番後悔しているでしょう?」という質問に対して熟慮の末『勉強』と答えた。次の日、ほかの生徒が引いたカードだったが「そうだと考えた理由は何ですか?」にも『だって、将来やっぱり勉強が大事でしょ。ちゃんと自分で考えられるように勉強しておかないと・・・。』 以来、これまでと変わって一生懸命学習に取り組んでいるという担任の話である。

 

実践4:スモールステップコーチング ウォーキングバージョン

壁に貼ってみた。視線を上にすると元気が出るというので、高いところに貼り、1点ごとに画鋲留めてみた。赤い紙テープに金色の画鋲は視覚的にもよい。「今、何点?」と聞くと幸い「0点」と答える生徒は少ないので、「今、できていることは?」と聞きやすい。今まで(高いところに貼る前)は、下を向いて考えていたのに、掲示物を見ながら、上を向くようになったためか、質問に慣れてきたのか、すんなり答えられるようになってきたのではないかと感じている。自己肯定感の向上につながっていくとよい。

 

実践5:あるあるレンジャーカード+マッピング(+α)

体調不良の訴えが多い中1 C子(「あるあるレンジャー」カードでアプローチした。)

①     自分にあるものと、ないものの2タイプに分ける。

〈ある〉(人には優しくできるが、セルフイメージは良くないものが多い中)やりたいことがある

〈ない〉自分大好き、かわいい、コツコツ、最後まで頑張る、立ち直りが早い、毎日たのしい、良い子、言いたいことが言える…など

Yo(養護教諭):やりたいことや夢があるんだね!よかったら、教えて!

C:アイドルになりたい。(中略)

②     〈ある〉の中で、認めたいものと、認めたくないものの2つに分ける。

③     〈認めたい〉と〈認めたくない〉もののカードの上から2枚(2人)ずつとる。

Yo:「アイドルになる」夢に応援メッセージをどうぞ!

C:(〈認めたい〉チーム:からのメッセージは)「一生懸命がんばりなさい」

(〈認めたくないチーム〉からは)「楽しんでやれ!」

④     その4人(〈認めたい2〉+〈認めたくない2〉)に、自分にはないタイプの(おりしも)1番上にのっていた1枚(「自分大好きなんじゃー」)をあわせて、5人からのメッセージを言う。

C:「みんなが応援してくれてるんだから・・・楽しんでやろう!!」

(Yo:いきなり、自分の宣言になっていたことに驚く。)

Yo:じゃあ、作戦立ててみよう。(図式化してみることを提案) ※C子は、マッピングを持ち帰って完成させ、自室の壁に貼っている。)

 

【アドバンスコースを終えて】

 

第2講終了後。まさか自分がK(体感覚優位)タイプだったとは。ベーシックコースで、VAKのタイプ別グループになったときに、ここだけはないと、思っていたのに。メッキの聴覚優位実はK(体感覚)だと分かった途端、刺激がすべて体にかぶさり「きつい!」と感じた。鎧を着ていたのは、苦手な同僚先生や不登校傾向のB子ではなく、私だった。

「長い間、お疲れ、私。」

バラバラだった頭と心と体が、アドバンスコース2講の「Common-Come on!」ワークの後、少しつながった感じがしたが、体だけがついていかない。しかし、このワークで、自分も相手も「信じて待つ」ことを実感できた。そして、今日、ずっと休んでいたB子が登校してきた。信じることにコミットメントする。

第3講終了後。

「私は自分の言いたいことをきちんと言えるようになった。」と宣言した日から、今まで鳴りを潜めてきたことが次々起こり、人生のやり直しをしているみたいだと思った。久しぶりの夫婦喧嘩や職場での意見の対立は、できれば避けて通りたかったが、「自分のこと大好き、私もあなたもOK」と言ってかかったら、いいたかったことが言えた。何とかなった。わだかまりもない。

腹がくくれたら、からだが動き始めた!自分が「やる!」と決めると、前に進むことができることを毎日体験している。苦手なこともたくさんあるが、何だか周りの手助けもあり、一歩ずつ進めている。こうして書いてしまうと、また、進みたくなる…から、やり始める。やってみると、案外楽しくて、もう少しやってみる。この繰り返し。

言ったことをやらないと、自分に自分で「うそつき」というと聞いた。これまで、他の人がつくった資料もこっそりいただき使ってきた。私は、自分に正直でいたい。成長もしたい。だから、正々堂々と生きていく。そう決めたので、一歩進む。この一歩が、10年先の私を大きく成長させるかと想像するとワクワクする。

また、ずっと私を支えてくれ、さらに進み続けるベーシック、アドバンスの仲間からの刺激を受け、また前に進んでいけることを感謝している。ありがとう!みんながいるから、私がんばれる!

 

 

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[最終更新日]2016/12/23

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