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受講生の声

自分が学んできたことを「生きる知恵」として伝えていくぞという決意が生まれた

【HMレジリエンスコーチ養成コース2期第3講 感想⑮】

【養護教諭 W先生(山口県)の感想と気づき】

 

 

 

しょっぱなに、自己肯定感を説明するための比喩表現についてアイデアを発表する機会を頂いた。

 

数日前に入浴中にふと閃いたもので、自分ではかなりいいアイデアだと思っていたのだが、

 

皆さんの反応はイマイチ。

 

「う~ん、言いたいことは分かるんだけどねえ・・」

 

「『自分はいいところなんて1つもない』と思っている子はどうなるの?」等々・・・

 

皆さんのつぶやきを聞き、自分の中に無かった視点からの気づきやヒントを頂いた。

 

休憩時間に「シュークリームより私は幕の内弁当の方がしっくりくるのかなと思うんだけど」

 

と声を掛けてくだる方もいらした。

 

自分の頭の中でイメージしたことを言葉で説明することの難しさを痛感すると共に、

 

自分の目の前(頭の中)にある映像とそれを見て自分が感じたことを、

 

どうしたらもっとうまく第三者に伝えることができるのだろう・・・そんな思いで始まった第3講になった。

 

第3講では、これまで学んできた知識や理論を一旦自分の中で咀嚼し、

 

自分の言葉でアウトプットすることを一人ずつ体験させて頂き、体で感じながら学ぶことができた。

 

先生がよく、

 

「立場が人を育てる」「うまくできなくてもいいからとにかくやってみることが大切」と

 

おっしゃられているが、本当にその通りだと思った。

 

人前に立って説明するという体験を重ねることで要領も分かってくるし、

 

たとえ今回はうまく説明できなかったとしても自分の癖や改善点に気づくことができ、

 

それによってRASが発動して人の話も目的意識を持って聞くようになり、次に繋がるのだということを感じた。

 

また、うまくできる自分よりも苦手な自分をカミングアウトしてさらけ出すことにより、無意識の内に閉じ込めていた可能性を引き出していけるのは、この学びの場にいる皆がお互いの存在を受け入れ、同じ方向にベクトルを向けている安心・安全な空間だからこそできることなんだということも感じた。

 

日頃から授業をされている体育の先生の模擬授業は本当に分かりやすく、とても参考になった。

 

この先生の模擬授業のお陰で自分を振り返ることができた。

 

子どもとの掛け合いで出てきた言葉を板書して授業を進めていくということが苦手だと思っていた私は、

 

PPTなどを使ってあらかじめ準備していたことを説明するという授業形態が多かった。

 

保健「学習」ではなく保健「指導」なので指導者主導でも構わないだろうという、

 

自分の苦手なことを正当化する都合の良いマイルールを作り、

 

「私は保健指導ならします」と言っていた自分がいたことに気づき、ハッとした。

 

「これからは自分が勉強してきたことを全部洗い出して、

 

子どもたちや若い先生方に「生きる知恵」として伝えていくぞ!」

 

そう思うとワクワクしてきた。

 

アクティブに脳を動かしたことで、脳が「楽しくてたまらない!」と言っているようで、

 

深い学びができたことへの喜びと感謝を感じる2日間だった。

 

 

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